創立100年以上の歴史を持つこの名門女子校は、全ての女子生徒の可能性を最大限に引き出し、素晴らしい女性を育てる全人教育を理念に掲げ、恵まれた施設とサポート体制をもって、それぞれの生徒の個性に合わせた教育を行っています。
オークランドの中心地からバスで30分ほどの閑静な住宅街と緑あふれるコンウォールパークに囲まれたキャンパス内には、3つの寮と2つの図書館、講堂、体育館、観客席を備えウォーターポロの設備も整ったプール、テニスコート、ネットボールコート、ホッケーコートなどがあり、2011年にはパフォーミングアーツセンターも建設されています。また75周年記念の際に建てられたチャペルでは、卒業生の結婚式が執り行われることもあります。

Year1からYear13までの一貫校ですが、学内ではYaer6までのジュニアスクールと、Year7以上のシニアスクールに分かれています。
Year7はシニアスクールへの移行期間としてその学年だけの担任制ですが、Yaer8以上は縦割りグループとなり、各学年から数人ずつ約24人のハウスチューターグループに属し、上級生がBig Sisterとして下級生の助けとなり、生涯にわたる絆を深めることの出来る場となっています。

入学は基本的にYear1,Year7,Year9で受け付けています。お申し込みは1年半以上前から、また学校を訪問した上でのお申し込みをお勧めします。書類審査の後、テストと面接があります。

学内にPersonalised Learning Centreを設置し、個々の生徒の能力や興味、学習傾向に併せてプログラムを組み、PLCのスタッフが各教科の教師と協力してそれぞれの生徒にあった指導をします。上学年ではNCEAとIB（国際バカロレア）の2つのコースを併設しており、NCEAではレベル3の合格率は100％、IBでも40点を超える好成績を出す生徒を多く輩出しています。

学業面でニュージーランドトップレベルの学校として知られているばかりではなく、スポーツやアートにおいても力をいれています。スポーツは楽しむための軽い運動から、競技大会への参加、またプロを目指す生徒のため、プロ選手による指導プログラムも用意されています。

寮はYear7から入ることができます。寮では6～7人のグループが一つの家族となり、Year12、13生が中心となって下級生の面倒を見ています。留学生はYear6までは必ず親御様と同居しなければなりません。Year7以上は留学生でも入寮できますが、入寮の条件としてオークランド在住のケアギバーが必要になります。ケアギバーは一般的なホームステイのホストでは対応できない、家族同様のサポート体制を取ることを求められますので、留学生は実質的には、親御様と同居して通う生徒が殆どです。