こんにちは。きりんです

留学を考える時に皆さんが心配するのが資金面で、特に生活費については留学の問い合わせでよく聞かれるポイントです。
ニュージーランドは、以前は割安で留学出来る国と思われていましたが、今は現地に来た学生さんが必ずと言って良いほど「物価が高いです」と言う程です。

生活費は個人の生活スタイルによるため、一概にお話するのが大変難しいですが、今回はニュージーランドの各大学が出しているLiving Cost などを参考にして少し生活費を考えてみましょう

ちなみに、ニュージーランド移民局は学生ビザ申請の際に滞在資金の証明書提出を求めます。この金額はと言うと、「月額$1250」で「年間$15,000」です。日本円で月約9万4千円、年間約112万5千円（1NZ$=75円で計算）ですが、正直に言ってこの金額で生活して行くのは本当に大変です。生活スタイルによりますがほぼ無理と言ってもよく、あまり参考になりません。

ニュージーランドの各大学は新入生や留学生の為に、Living Costに関して年間の概算や物の値段の目安をホームページで紹介をしています。年間の生活費はこんな感じです。

＊オークランド大学（オークランド）：$20,000 – 25,000（約150万 – 188万円）

＊ビクトリア大学（ウェリントン）：$18,000 – 27,000（約135万 – 200万円）

＊マッセイ大学（パーマストンノース)：$15,000 – 18,000（約112万5千円 – 135万円）

＊オタゴ大学（ダニーデン）：$15,000 -17,000（約112万5千円 – 128万円）

やはり地域によって開きがありますね。でも、パーマストンノースやオタゴでは移民局の目安としている滞在資金でも暮らしていけるとなっていますね。特に分かりやすいオークランド大学、ビクトリア大学とオタゴ大学の例をもう少し細かく見てみましょう。

＜家賃＋光熱費＞

生活費の大半を占め、ニュージーランドのどこの街に住むか、又、その街のどこに住むかでも大きく変わってくる費用です。例えば、オークランドでも街中に住むのと、郊外に住むのでは週にして$100以上の差が出る事はよくあります。日本の様に一人で部屋を借りて住もうとすると更に高くなります。今回はフラットシェア（日本のシェアハウス）の場合です。オークランドに住んでいるきりんの実感としては光熱費が入っても、もう少し安いような気もしますね。

＊オークランド大学：週$250 – 400（約1万9千円 – 3万円）

＊ビクトリア大学：週$230（約1万7千円）

＊オタゴ大学：週$202（約1万5千円）

↓こんな部屋はなかなかむずかしいかも.

＜食費＞

スーパーで買い物をする場合、食材費はニュージーランドの全土でそんなに大きく変わりません。外食が高い国なので普段は自分で自炊をするなど工夫が必要になります。日本食の食材も割高になりますね。

＊オークランド大学：週$110 – 160（約8千3百円 – 1万2千円）

＊ビクトリア大学：週$90（約6千8百円）

＊オタゴ大学：週$80（約6千円）

↓日本にいる時から料理の練習をしておきましょう。

＜個人的費用+娯楽費＞

この費用は個人の生活スタイルや住む街によっても変わって来ます。例えば、オークランドは交通費が他の街に比べて高いですね。携帯電話も会社により色々なプランがあるので、使用内容により費用が異なって来るでしょう。ショッピングをしたりジムに入会したり、映画を見に行ったり外食したり、お酒も飲みに行くとそれも費用が掛かりますね。

オークランド大学：週$120 – 150（約9千円 -1万2千円）

ビクトリア大学：週120（約9千円）

オタゴ大学：週$80 – 110（約6千円 – 8千3百円）

↓でも、みんなで騒ぐのは楽しいですよね

留学では生活費とは別に学費、保険費用、航空券代も必要になります。WHビザであれば、フルタイム（週30時間以上）の仕事が出来ますのでお金もそれなりに稼げますが、学生ビザでアルバイトの場合は週20時間しか働けません。やはりそれなりの資金の準備は必要になります。

でも、ニュージーランドの娯楽は日本ほどお金が掛からないシンプルなものが多いです。無料のイベントやお金を使わなくても楽しめることも経験できるでしょう。例えばこんな場所から風景を見に行くとか。

↓ここに来るのは無料ですよー

しかし、お金が十分にない留学は、やはり大変で寂しくなってしまいます。
出来る限り日本で資金を準備して、ニュージーランドに来て下さいね。

きりん