不登校でもニュージーランド留学は可能ですか?

中学&高校留学

不登校でもニュージーランド留学は可能ですか?

「不登校だったけど、ニュージーランド留学で新しい道を見つけたい」

という親御様やご本人から、毎日のようにたくさんのお問い合わせを頂いております。
そこで、今回は不登校の学生が挑戦するニュージーランド留学について、よくあるご質問にQ&A形式でお答えしたいと思います。

不登校からの留学は、全員が必ず成功するとは限らないというのが正直なところですが、事前にしっかりと話し合い、留学プランを練ることで、成功する可能性を上げることは出来ます。ご質問は当社のプロの留学カウンセラーにご相談下さい。各個人に合った最適な留学プランをご提案します。また、下記の「不登校からのニュージーランド留学」のページでも詳しい情報を載せていますので、この記事と併せてお読み下さい。

>>「不登校からのニュージーランド留学」のページを見る

Q:長く不登校で、特に勉強をしていないので学力もかなり低く、英語もほとんどしゃべれませんが、ニュージーランド留学はできるのでしょうか?

1)まずは英語学校で英語力を高めましょう。
英語力は最低限のコミュニケーションに必要です。現地高校に入る前に2-3ヵ月ほど語学学校へ通い、基礎英語力を高めましょう。

2)そのまま高校に入学も可能です。
ニュージーランドの高校では、ESOL(留学生向けの英語クラス)という授業があり、留学中は必須の科目の一つです。英語力が低い場合は、必然とそのESOLクラス数が多くなり、本コースの選択科目が選択できなくなります。その結果、単位数が少なくなる場合もありますので、出来るだけ英語力は高めてから入学するほうが好ましいでしょう。

3)ファウンデーションコースもあります。
また、英語力に加え学力が低い場合、ファウンデーションコース(または、インテンシブコース)という一般科目の基礎コースに参加しなくてはいけません。まずはこのコースで英語力と基礎学力を高めてから、本コースへ進む事ができるシステムです。


Q:ニュージーランドは不登校の学生の受け入れに寛容だと聞きました。本当ですか?

全世界的に見ると、不登校の方の受け入れには比較的寛容な国と言えるでしょう。これは、ニュージーランドの教育システムでは、過去のことよりも現時点での本人のやる気や学習意欲などで入学の可否を判断してくれる学校が多いからです。そのため、「自己紹介文」では、どうしてNZに留学したいのか、どのような勉強をしたいのか、などを説明するように心がけて下さい。

当社の過去の例では、不登校の期間が半年〜1年間の学生でも現地校で入学が認められているケースがあります。大切なのは、生徒本人が留学をする目的やゴールをしっかりと持っているかどうかです。

 

Q:これから、どのような手続きが必要でしょうか?

ニュージーランドの留学手続きは以下のような順序で進みます。

1)まずは、ニュージーランド留学のご希望を家庭内で話し合い、留学の決意を固めましょう。
2)弊社へご相談下さい。留学カウンセラーと希望の学校や留学プランを作成しましょう。
3)過去の成績表、推薦状、自己紹介文などを学校に提出し、審査をしてもらいます。スカイプ面接がある場合もあります。
4)仮受け入れ許可がでたら、正式に申し込みます。学校規定の書類に記入します。
5)学校から学費の請求書や受け入れ許可証などが発行されます。
6)全ての費用を弊社へ送金し、学校へ支払いを完了し、本入学が決定します。
7)学生ビザの申請、航空券の手配などを行います。
8)ニュージーランドへ出発します。

 

Q:不登校だったので、成績表や先生からの推薦状などを集めるのが難しいのですが、、。

【成績表】ニュージーランドのほぼ全ての高校で、入学審査として過去2年間の成績表の提出が必須です。不登校だったために評価が難しいという事情もあるかもしれませんが、例えば、仮に評価が「1」や「評価不可」だったとしても正式な成績表を取得してください。また、成績表には今までの出席率が分かる事が必要です。

【推薦状】
在籍学校の先生からの推薦状が難しい場合は、塾の先生やその他の教育機関などの教師からの推薦状も有効です。

*通常、成績表や推薦状は英語での表記が望ましいですが、取得が難しい場合は日本語の物でも結構です。弊社で簡単に翻訳し学校へ提出します。
*判断基準の書類が少ない場合は、スカイプ等の面接を行われる場合があります。面接で自分の事をアピールしましょう。


Q:滞在はホームステイでしょうか?寮でしょうか?

ほとんどの場合はホームステイでの滞在となります。日本で不登校や引きこもりの方にとってはこの点が一番難しく、辛い所かもしれません。海外の英語の環境で、他人の家族と一緒に生活する訳ですから、日本と同じような生活はできないと思って下さい。朝は自分で起き、朝食を食べ、学校へ行くという普通の生活が出来るようにして下さい。お腹が痛いから、頭痛がするから、気分がのらないから、寒いからと言うようなずる休みは一切通用しません。そのような基本的生活リズムを出発までに必ず自分で出来るようにしてから留学しましょう。

学生寮は空きさえあれば寮に滞在することもできますが、通常は長期留学生のみで、約半年から1年待ちという状況です。寮では他の学生たちと規則正しい生活を送ることが出来るので、不登校で生活リズムが乱れている生徒にはお勧めです。寮がある学校は非常に限られており、すぐに満室になってしまいますので、かなりお早めにお問い合わせ下さい。1月からの学期始めから入学の学生が優先です。


Q:留学をすると、日本の大学受験で有利になりますか?

2年以上の留学をすることで日本の大学受験で帰国生入試枠での受験ができます。帰国生入試は「海外の高校で最終学年を含めて2年以上在籍していること」というのを最低条件にしている大学が多いです(出願条件は各大学により異なります)。将来的に帰国生入試を狙うことができることは、留学の大きなメリットと言えるでしょう。また、留学生でもAO入試を受ける生徒も毎年多くいます。AO入試でも留学の経験と、留学中に何をしたかは大きなアピールポイントにすることができるでしょう。

Q:日本人学生の少ない学校はありますか?

ニュージーランドの学校で留学生の受入に定評がある学校には、ほとんどのところで日本人留学生が5人から10人はいます。その為、「日本人のいない学校」は難しいでしょう。逆の考え方をすれば、日本人がいない学校は留学生に人気がない学校、受け入れ体制が出来ていない学校ともいえますね。はたして、そのような学校へ日本の学生が一人入学しても一番辛いのは留学生本人なのです。

 

Q:不登校に加え、少し引きこもりの気もありますが、本人は留学に乗り気です。大丈夫でしょうか?

日本で引きこもりだった生徒が、ニュージーランドに来てしっかり毎日登校できるようになった、という例はたくさんあります。留学をすることで生活環境や人間関係が一気にリセットされますから、それを機に、心機一転自分を変える良いきっかけになるでしょう。本人が留学をきっかけに「自分を変えようという強い意志」があれば、留学は成功するでしょう。


Q:興味のある科目は非常に良い成績なのですが、他の学科がほとんどできませんが大丈夫でしょうか?

ニュージーランドでは、高校生の学年になると選択科目が多く、比較的自由に科目を選択することができます。しかしそれでも、必須科目というものはあり、Year 11(高1)の学年ではほとんど全ての学校で英語、理科、数学は必須科目です。ニュージーランドの教育システムは日本に比べ、興味のある科目を伸ばす所に重点が置かれます。そのため、飛び級などのシステムもあります。

また、当社では、学校の授業について行けない学生の為に、スタディーサポート「塾天(JUKUTEN)」という補習塾も運営しています。英語の科目を日本語で教える授業なので、留学初心者には最適の塾です。

 

まとめ ーーーーーーー

不登校学生のニュージーランド留学は、もちろん全員が成功するわけではなく、中には途中で帰国してしまう生徒がいるのも事実です。途中で留学を断念してしまう生徒に共通して言えることは、日本の生活スタイルをそのまま継続し、「自分自身を変えられなかった」事が挙げられると思います。

「環境を変えれば自分は変わる」と考えていませんか?
海外留学は「環境を変えることをきっかけにして、自分自身を変える努力をする」ことなのです。

弊社、ニュージーランド留学情報センターは、「自分を変えようと努力する学生さんには、最大のサポートをご提供」したいと考えています。

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