留学はしてみたいけれども、現地の学校の勉強についていけるかどうか不安だというご相談は私達も毎日のように良くうかがいます。
・ニュージーランドの新しいカリキュラム、勉強方法も違う、、
・日本で勉強した事がない勉強に途中から参加、、、
・しかもすべて英語で授業を受けなければいけない、、、
もちろん簡単なことではありません。
ただしそれだけで留学をあきらめてしまう必要は全くない事をお伝えしたいです!!
というのも、ニュージーランドの現地校は、留学生用のプログラムがとても充実しており、それぞれの学校で様々な生徒を受け入れられるようなサポートを提供しているからです。
日本で英語レッスン等の特別な勉強をされていなかった生徒さんでも、現地で真剣に努力をすれば成果を出すことは可能ですので安心してください。
実際にも私達がご紹介した生徒さんもこれまでにも多くの方が利用され、無事に現地校を卒業されています。
プログラム内容は学校によって異なりますが、オークランドでは、留学生用の基礎コースを「ファウンデーションコース」、クライストチャーチでは「インテンシブコース」と言うことが多いです。
また、理科や数学等の現地の生徒が履修する科目を、一般的に「メインストリーム」と言います。
ファウンデーションコースでは主に英語レッスンに特化して勉強していき、メインストリームで必要になる科目に関連した単語や専門用語、またレポートやプレゼンテーションの課題のために必要になる文法やライティング練習などを行います。
まずはファンデーションコースで英語を中心に勉強しながら、メインストリームへ移るための準備をするという流れになります。
それでは、具体的にオークランドやクライストチャーチでプログラムを提供している学校を3校ご紹介しますね。
①パクランガカレッジ:徹底的な英語学習
パクランガカレッジは、現地の生徒と同じ教科を履修するメインストリームか、ファウンデーションコースのどちらかに在籍する事になります。
Year 10にて入学した場合にもファウンデーションコースに在籍する事ができ、英語を中心に学習していきますが、ご本人の英語力によっては、1日5時限の内、数科目をメインストリームの科目から履修することができます。
以下は、Year 10で入学した生徒さんの時間割表です。
日本語を一コマ選択し、あとの4コマはELというファウンデーションコースの英語クラスとなっていますね。
ファウンデーションコースのクラスでは5週間毎に英語4技能についてテストがあり、その内容によっては英語クラスのレベルがあがったり、メインコースへ移動することができます。
科目の調整は生徒一人一人の学力と英語力に応じて、英語を担当する教員と、メインストリームでの各教科の担当との相談によって決定されます。そのため、生徒の留学期間や学年、移動時期も含めてその生徒に最も最適だと思われる内容を教員が検討できるシステムとなっています。
【メリット】徹底的に英語4技能を学べる(語学学校に行く必要なし)
【デメリット】1年間以上ファウンデーションコースに在籍することは不可、ファウンデーションコースではニュージーランドの単位は取得できない。
②リンフィールドカレッジ:科目毎にレベルを選択
リンフィールドカレッジは、ファウンデーションコースが独立したプログラムとなっている訳ではなく、各教科毎にレベルや内容が異なるクラスが用意されており、生徒は自分のレベルに合わせて履修することができるシステムとなっています。
例えば理科のクラスは、下図のように上からBiological Adv(生物上級)と、Foundation(ファウンデーションクラス)、Mainstream(メインストリーム一般クラス)、Physical Adv(物理上級)がありますね。
また、留学生用英語(ESOL)クラスは、目的に合わせてアカデミックイングリッシュやランゲージサポートクラス等の初級から上級まで10の異なるクラスが用意されています。
そのため、得意な数学は上級クラス、苦手な理科はファウンデーションコースといったように、自分の得意不得意に合わせて科目毎に選択科目をカスタマイズできるのが特徴です。英語の学習に重きを置きながら、現地の単位も取得できます。
また、留学生用英語(ESOL)クラスは、一般英語のみではなく、学校の授業の中で使用する学術的な英語を中心に学べるところが特徴です。
【メリット】自分の得意不得意に合わせて科目毎にレベルをカスタマイズ
【デメリット】Year 11以上が対象、ニュージーランドの単位を取得可能
③パパヌイハイスクール:一般科目の授業を通して英語スキルを習得
パパヌイハイスクールではインテンシブコースが独立して開講されており、メインストリームに行くための準備段階として英語学習に集中することができます。ESOLがあるのはもちろんのこと、数学、理科、体育、音楽などの一般科目も勉強することができます。しかし、これらの一般科目の授業では留学生のために分かりやすい英語が使われており、メインストリームほどは難しくありません。あくまで一般科目の授業を通して、メインストリームで必須になる英語スキルを学ぶということに焦点が当てられています。各授業には補助教員もつくので、マンツーマンで指導のサポートを受けることができる機会も多くあります。ターム毎(10週間毎)に実力判断テストがあり、十分な英語力があると先生に判断された場合はメインストリームに移ることが出来ます。
【メリット】英語だけでなく、一般科目も易しい英語で学ぶことができる
【デメリット】インテンシブコースでは、ニュージーランドの単位は取得できない
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以下では、学校の詳細も確認できますので参考にしてみてください。
Pakuranga College(パクランガカレッジ)
Lynfield College(リンフィールドカレッジ)
Papanui High School(パパヌイハイスクール)
また、ニュージーランド留学情報センターのサイト内には高校留学のシステムを説明したページもありますので一度読んで見て下さい。
ニュージーランドで留学を成功できるかどうかは、これまでの背景よりも、今そしてこれから自分がどれだけ頑張れるかがとても重要です。
現地ではお勉強が苦手、また英語力に不安がある人を応援するプログラムが充実していますし、ご本人さえやる気があり現地で努力することができれば、お勉強のサポート等は如何様にも対応可能です。
もちろん学校だけでなく、ニュージーランド留学情報センターが運営している唯一の塾、「塾天」を利用するのもとても効果的です。
皆さんのチャレンジを是非私達にも応援させてくださいね。
お問い合せお待ちしています。