ニュージーランド政府は4月28日(火)よりウイルス警戒レベルをアラートレベル3に引き下げ、国内一斉ロックダウンを実質上解除しました。多くのビジネスや学生は、ロックダウン時とほぼ同じ生活を強いられているのが現状ではあるものの、コロナウイルスとの戦いの終息に向けて、大きな一歩を踏み出しました。
このレベル引き下げを受け、ニュージーランドの現地校も少しずつ動き出しました。クライストチャーチにあるYear 9からYear 13を受け入れる公私立の男子校、St Bede’s College(セントビーズカレッジ)は、4月28日(火)にニュージーランド国内でいち早く学生寮を再開させました。寮生はロックダウン中は一時的にホームステイに移動しましたが、アラートレベル3になった4月28日(火)に一斉に寮に戻ることできるよう体制を整え、無事に寮生全員が寮生活を再開させました。
(St Bede’s CollegeのYear 11以上が滞在する学生寮)
当社の生徒で、St Bede’s Collegeの寮に滞在する留学生は「寮では友達と会うことができるから、とてもうれしい」と、友達との久々の再会を喜んでいました。しかし、依然として寮内ではルームシェアは禁止、人と人との接触を極力避けるために寮内での移動も制限がかけられるなど、ウイルス感染防止のために様々な制限措置が取られています。授業に関しても引き続きオンライン対応で、寮内で指定された部屋でソーシャルディスタンス(人と人との距離を2m空ける)を保ちながら勉強するといった措置が取られており、いつも通りの学校生活に戻るには、まだまだ時間がかかるようです。