ニュージーランド留学を実現する「奨学金とローン情報」まとめ

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ニュージーランド留学を実現する「奨学金とローン情報」まとめ

皆さんこんにちは!

普段から留学カウンセラーとしてお客様とお話しをさせて頂く中で、よく耳にするのが、『ニュージーランド留学をしたいけど、経済的に厳しい・・・』というご相談です。ニュージーランドはアメリカやイギリスなどの英語圏に比べると学費は比較的低めではありますが、やはり留学を実現させるにはそれなりの資金が必要になります。

留学の為の奨学金

今回はそんなご相談にお応えして、ニュージーランド国内と日本国内で受け取れるチャンスがある「奨学金」と「教育ローン」をご紹介します。留学は決してお金に余裕がある人だけのものではありません!経済的に厳しくても、その門は開かれているんです!

 

●奨学金のタイプ

まず最初に奨学金のタイプについてです。奨学金と言っても様々なタイプのものがありますが、大きく分けて以下の2つのタイプがあります。

  • 給付型: 返還しなくても良い奨学金
  • 貸与型: 返還する必要がある奨学金(利息の付く場合と付かない場合があります)
給付型は、つまりお金がもらえるわけですから、倍率もその分跳ね上がります。給付型にチャレンジしつつ、貸与型を狙っていくといった感じがより現実的かもしれません。
さて、前置きが少し長くなりましたが、ここから具体的に資金面の問題をクリアするための突破口となりうる、3つのタイプの奨学金(&ローン)をタイプ別にご紹介します。
①ニュージーランド国内の奨学金
まず最初に、NZ国内で以下のパターンで奨学金がもらえるチャンスがあります。
A)NZの大学がすべての入学希望者を対象に設けている奨学金制度
B)特定のNZの高校の卒業生見込み者を対象に設けている奨学金制度
ますAのパターンについてです。
各大学はほとんど何かしらの形で奨学金制度を設けています。興味のある大学のホームページで奨学金(『Scholarship』)の文字を見つけて調べて見ましょう。公に出している制度ですので、誰でも閲覧でき、条件をクリアしていれば、誰でも申請できます。
日本人留学生だけど、申請できる?
はい、できます。例えば、クライストチャーチにあるカンタベリー大学では、留学生を対象に以下のような奨学金制度を設けています。地元の学生は「誰にでもオープンな分、倍率が高い・・・」と噂していますが、もちろん可能性がゼロなわけではありません。
大学名:カンタベリー大学
奨学金名:
University Canterbury First Year Scholarship
タイプ:給付型
対象:学部コースにフルタイムで入学する1年目の留学生
奨学金額:$20,000  / 15,000 / $10,000
※給付額は申請者の経済状況により異なります。
条件:フルタイムの学部コースで授業料を全て支払う留学生/入学申込書を提出している/他の教育機関で就学していない、など
期日:2019年8月15日(NZ国内の学校に在籍している場合)/2019年10月31日(NZ国外の学校に在籍している場合)/2020年3月1日(入学後に申請する場合)
その他:詳しくはカンタベリー大学サイトをご確認下さい。
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次のBのパターンはちょっと特殊です。これはNZ現地の高校に通う生徒が対象です。
現地高校と現地大学の関係から、ある現地高校を卒業すると、大学から給付型の奨学金が与えられることがあります。例えば、NZのA高校を一定の成績を修めている生徒は、NZのB大学に進学したいなら○○○ドルの奨学金を給付しますよ、といった感じで奨学金を与えられます。こういった制度の有無や、奨学金の額は学校によって異なり、またホームページにも出ていないことがほとんどです。まずは在学中の高校の留学生担当者、進路相談室に確認しましょう。
②日本の奨学金
次に挙げるのが、日本国内の奨学金です。日本の学校に在籍している人が対象になることが多いので注意が必要です。以下にいくつか代表的な例をご紹介します。当社をご利用頂いているお客様でも実際にこれらの奨学金を使って留学を実現されている方はたくさんいますので、必見です!
留学の為の奨学金
文部科学省が2013年10月から開始した留学促進のための奨学金制度です。日本の学校に在籍していることが条件になります。『高校生コース』や『大学生コース』があり、短期から長期まで、様々な形の留学計画に柔軟に対応できるのが特徴です。

対象:日本の高校・大学・短期大学・高等専門学校・専修学校(専門課程)および大学院に在籍している学生
タイプ:給付型(一部返還が必要になるケースもあります)

 

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・日本学生支援機構(JASSO)

留学の為の奨学金

 

独立行政法人である日本学生支援機構(JASSO)が提供している奨学金です。海外の大学等に留学するための資金を対象に奨学金を提供しています。

対象:日本の高校卒業者、日本の大学・短期大学・高等専門学校・専修学校(専門課程)および大学院に在籍している学生など(奨学金のタイプにより異なります)
タイプ:給付型/貸与型

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・地方自治体、民間団体や民間企業の奨学金

上記に加えて、各都道府県や市町村、民間団体や民会企業が提供している奨学金があります。中には最終学歴や受入校、国について『指定無し』としている制度もあるので要チェックです。締切が早いものがほとんどですので、前もって計画的に準備をすることをお勧めします。

 

③日本の教育ローン

最後にご紹介するのが、日本政策金融公庫が提供している国の教育ローンです。この制度は40年の実績があり、24時間365日オンラインでお申込ができます。低金利で長期返済が可能で、提出する資料をもとに申請者の労働状況、収入、住宅ローン、公共料金の支払い状況等から総合的に審査されます。また、上記「日本学生支援機構」の奨学金とも併用可能です。

教育一般貸付(国の教育ローン)

対象:学校に入学・在学する学生の保護者*(*条件あり)
タイプ:教育ローン(最高450万円*まで(*条件あり)/固定金利年1.71%/最長15年の長期返済)

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さて、いかがでしたかでしょうか?

このようにNZ国内にも日本国内にも様々な奨学金やローンが提供されており、資金面の問題をクリアするチャンスはたくさんあります。それぞれの奨学金は審査がありますから、事前にしっかり調べ、早め早めに準備を進めることが大事になってきます。

以下の当社ホームページでは各奨学金とローンについて詳しく説明していますので、ぜひご参考下さい。

奨学金と教育ローンについて
http://ryugaku-joho-centre.co.nz/ryugaku-prep/scholarship/

また、ニュージーランド留学についてご相談がある場合は、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい!
プロの留学カウンセラーが丁寧にお応えします。

皆様の留学プランが実現するよう応援しています!!