ニュージーランドのコロナウイルスに関する現状25

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ニュージーランドのコロナウイルスに関する現状25

本日は、2020年6月19日現在のニュージーランドの最新の状況をお知らせします。

【新型コロナウイルスの感染状況】
これまでの感染者合計:1507名
現在の感染者:3名
回復者:1482名
死亡者:22名

<新規感染者の情報>
新型コロナウイルスの感染者は一時は0名が続きましたが、6月16日(火)に24日ぶりに新規感染者がウェリントンで2名確認されました。また、6月18日(木)にも1名の新規感染者がオークランドで確認されました。どの感染者も海外からの帰国者で現在は入院はしておらず、保健省が定める施設で隔離されています。国内のアラートレベルは現在も最も低いレベル1で規制緩和は継続されていますが、新規感染者が24日ぶりに出たことから、国内では緊張が走っています。

<ビザの状況について>
ニュージーランド移民局は、現在ニュージーランド国外からのビザ申請の手続きは一時停止しています。また、すでにビザ申請を提出した場合でも、国境封鎖の解除の目処が立つまでは、国外の申請者の審査は着手しないと発表しています。

まだ確定した情報ではありませんが、ニュージーランド留学を計画する際は、年明け以降の留学開始を視野に入れて検討するのが現実的です。また、仮に外国人渡航者に対する国境が開いたとしても、14日の自主隔離は当面の間は継続される可能性が高いですので、その点についても注意が必要です。

すでにビザが発給されている方でまだニュージーランドに入国出来ていない方や、就学のキャンセルを検討している人は、以下のブログ記事をご参考ください。

>>過去の記事『ニュージーランド学生ビザの最新情報』を読む

<ニュージーランド航空の直行便の一部再開>
ニュージーランド航空は6月10日、同社の日本直行便(オークランド-成田線)を6月25日から週一便で再開すると発表しました。7月からはオークランド発が木曜日、日本発が土曜日で設定されているようです。
しかし、残念ながらこのフライトを利用できる方は、両国政府が許可をしている方のみとなりますので、引き続き日本からの旅行客や留学生はご利用いただけません。(NZ側はNZ国民、永住者のみの受け入れとなっているため)
詳細は、下記リンクのニュージーランド航空のオークランド予約センターまたは日本の予約センターでご確認下さい。

ニュージーランド航空ウェブサイト
https://www.airnewzealand.jp/resume-nrt-akl-flights-information
予約センター
https://www.airnewzealand.jp/help-and-contact#CS

<現地校の新入生の受け入れ状況>
ニュージーランドの高校連盟SIEBAは、留学生の入国について政府と交渉を続けていますが、ニュージーランド国外にいる留学生は2021年2月以降で渡航を調整するのが現実的であると発言しています。

2020年に入学予定だった中学、高校留学生は、現状を踏まえ、2021年2月(ターム1)への入学に切り替えることが奨励されています。また、中には国境封鎖が解除されたらすぐに留学生を受け入れることができるように、学校自身で14日の自主隔離をできる場所を準備している語学学校などもあります。

<入学待ちの生徒への対応(オンライン授業)>
国境封鎖のために渡航ができない新規留学生に、オンライン授業を提供する語学学校や高校も出て来ました。ある高校では、渡航待ちの新入生を対象にオンラインで英語を学習できるプログラムを提供する予定です。また、語学学校でもオンライン形式の授業を提供している学校があります。

>>過去の記事『日本からもニュージーランドの語学学校のオンライン授業が受けられる!』を読む

国内の規制緩和が進んでいるニュージーランドですが、国境封鎖は継続されているので国外にいる方にとってはまだまだ変わらぬ状況が続いています。また、新規感染者も出ていることから、国内でも予断を許さない状態です。状況は刻一刻と変化していますので、引き続き最新情報を適切な情報源から収集するようにして下さい。