長い間、入国制限を実施してきたニュージーランドもようやく国を開いて、留学生やワーキングホリデーの方を迎え入れようとしています。3月14日からワーキングホリデービザの方が、5月2日からは観光ビザ(ビジタービザ)の方も入国が可能となりました。
ニュージーランドはコロナ以前、ワーキングホリデーメーカーや学生ビザで滞在しアルバイトの権利を有する学生さんが、サービス業やフルーツピッキングなどの貴重な労働力となっていました。そのためコロナにより国境が閉まってからは、特に果樹園などの第一次産業では人手不足が深刻化していました。
今、観光客にも国境を開き、以前は中心産業だった観光業を再度盛り上げようとしているニュージーランドですが、今度はツーリズムやそれに関係するサービス業でも大変な人手不足となっています。
以下は、先週のニュースの記事ですが、ニュージーランドの観光のメッカ、クイーンズタウンで人手不足のために時給を上げて、人手を確保しているという話が出ています。しかも、そんなに難しい仕事ではなく、資格のないHouskeeper(宿泊施設の客室清掃)やHospitality Staff(カフェやレストランの給仕係)でも、時給でNZ$27.00(日本円で約2300円)支払われることもあるといっています。
$27 an hour for housekeeping jobs: Wage war looming in Queenstown
現在ニュージーランドの最低時給は2022年の4月1日よりNZ$21.20(約1800円)ですので、それよりもかなり高くなっていますね。
クイーンズタウンは南島の観光の中心ですが、今後、冬に向かい、オーストラリアなどからスキーなどウインタースポーツをする観光客が更に押し寄せます。ホスピタリティの業界はその前に人手を確保しようと躍起になっていることもあるかもしれません。
ワーキングホリデーメーカーの方は、オークランドがニュージーランドの玄関口であるため、まずはオークランドから滞在をスタートする方も多いです。一方、お仕事という観点から見るとオークランドではなく直接クィーンズタウンに入り、生活を始めるのも方法かもしれません。
語学力に自信がない方は、クィーンズタウンには語学学校3校あり、学校で勉強しながら英語環境や新しい生活に慣れ、仕事を探して行く方法もあります。
以下の学校がクイーンズタウンにある学校です。
* ABC College of English
* Southern Lakes English College
* Language Schools New Zealand(2022年9月より再開予定)
どの学校も英語の授業や学生サポートは安定しています。ワーキングホリデーの方も在籍しているでしょうから、クラスメートなどから仕事や滞在先に関しても情報を得ることが出来ると思います。
また、5月はちょうどキウイフルーツの収穫の時期で、ニュージーランドの北島を中心に、お仕事の募集がたくさん出ています。フルーツピッキングを経験してみたいというワーキングホリデーメーカーの方にはチャンスでしょう。
ニュージーランドでワーキングホリデーをやってみようと思っている方は、是非弊社にご連絡下さいませ ♪。
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