ニュージーランドのロックダウン状況下の食料品ショッピング

現地生活情報

ニュージーランドのロックダウン状況下の食料品ショッピング

2020年4月2日現在、感染者は89名増加で、合計797名となっています。


今日はロックダウンが始まって始めてスーパーに買い物に行ってみました。
今日は近くのNew Worldというスーパーに訪問してみましたので、その感想を少しお話しますね。

ロックダウンが始まって約1週間。そろそろ食材も少なくなり、皆さん謹慎疲れもあるのでしょうか、道路にはかなりの車も走っており、買い物をする方もかなり多く感じました。
しかし、お店への入場は一人ずつとなっており、入り口から50メートルくらいの列が出来ています。もちろん各人の距離は2メートルと離れて待たなくてはいけません。
結局、外では30分ほど待ってから入場出来ました。入り口の所には係の人がおり、順番に中に入れています。ほとんどの方がマスクをしており、他のお店ではマスクは必須という話しも聞いています。ほんの1−2週間まえまでは現地の方はほとんどマスクなどはしていませんでしたが、今ではしていない方が少ない感じがします。

各トローリーの手を持つハンドルはきちんとスプレーで除菌がされています。そして店内に入るとやはり皆さんあまり近づかないように距離を取って移動しています。野菜やフルーツの品揃えは普段と全く変わらないだけの量がありますが、デリやお魚、お肉の店頭販売は中止しているようです。もちろんパック詰めのお肉は普段通りの種類と量は確保しているみたいですし、パン類もお店で作っているようで普段と変わらない種類が提供されていました。商品棚を見てみると、やはりお米類や麺類、パスタ、小麦粉などの棚は少し量が少ない感じでしたが買えない訳ではなさそうです。この分では買いだめする必要は全くないと感じました。

チェックアウトの所は、係員の指示で空いている所が案内されます。ひとり一人順番に案内され、出来るだけ人と人が近くに集まらないように工夫されています。また、働いているレジの方が感染しないように、線から近づかないようにとか、お客との間には透明の板が貼られていたりとか、いろいろな工夫が施されていました。この状況下でフロントラインで働かれている方には本当に感謝です。

ロックダウンが決まる前の時にはトイレットペーパーをはじめ食材の買い占めに走る人が多く、プチパニックになっていましたが、食料品は何時でも買え、量も普段通りに提供出来る事が分かった今は、ほとんどの人は安心して生活が出来るような落ち着いた雰囲気でした。