こんにちは。キリンです。
今回からニュージーランドでの生活について考えてみましょう。今日はお金についてです!
ニュージーランドでワーキングホリデーを考えている方や学生さん、ニュージーランドで就職を考えている方も皆さん関心がありますよね。
ニュージーランドの最低時給アップ
2019年4月からニュージーランドの最低時給がNZ$17.70にアップされました。今までもNZ$16.50だったので、いきなりNZ$1.20アップ今後も政府は最低時給を上げることを計画しています。
現在、1ニュージーランド・ドルが大体80円ぐらいなので、時給はおおよそ1400円ぐらいです。東京の最低時給が985円なので、それに比べると随分高いですね。フルタイムは週40時間ぐらいで働くのが普通なので、月(4週間)の収入はNZ$2832(約22万7千円)となります。ここから所得税等が差し引かれ、月の収入は約NZ$2000を越えるぐらいでしょうか。
ワーキングホリデー・ビザや学生ビザの方がお仕事をする時には、最低時給から始める事が多いです。ではこのお給料で生活して行くことは出来るでしょうか。
最低時給で生活は
フルタイムで仕事をして、普通に()生活していけば、オークランドでも十分生活していけると思います。もちろん、毎晩外食したり(外食は高いです)、ショッピングを楽しんだり、家賃の高いところに住んだりすれば、いくらお金があっても足りません。
学生さんは週20時間しかアルバイトは出来ませんから、約半分のNZ$1000とすれば現実的にオークランドではその収入だけで暮らすのはかなり厳しいかと思います。
余裕もって暮らす方法は
日本の場合は、ニュージーランドと違って都市によって最低時給が違います。しかし、ニュージーランドは北の端から南の端まで、最低時給は同じです。
オークランドはニュージーランドの人口の3分の1が住んでいると言われています。
そして、他の街と比べて特に住居費と交通費が特に高いですね。
首都のウェリントンはオークランドとほぼ同じ水準だそうです。
つまり最低時給でお仕事をされるのであれば、オークランドやウェリントンで生活するより、地方都市で暮らした方が余裕を持って生活が出来ると言う事になりますね。
もちろん、オークランドの方が仕事の量が多いのは間違いありませんが、例えば北島のハミルトンやネイピア、タウランガ、南島のクライストチャーチなどはニュージーランドでも大きめの街になります。
お店も少なくなく、仕事を得られるチャンスも十分あります。
ちなみに、クイーンズタウンはニュージーランドの観光のメッカであるため、サービス業を中心に求人は多いです。
ただし、この街の住宅事情があまりよくなく、生活費がかかるので、節約しながらの生活となると言われています。
そして、最低時給が上がってもその分物の値段も間違い無く上がっています!
今回の発表があったのと同じ位の時期に、オークランドでは交通費の値上がりも発表されました。
現地のラジオでもこのぐらい上がっても生活費で消えてしまうと言う声もあります。
残念ながら昔に比べてニュージーランドは安くて生活出来る場所では無くなっているようです。
次回は、もっと具体的にオークランドでの生活でいくらかかるのか見てみましょう!