ニュージーランド最南端のCity – インバカーギル

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ニュージーランド最南端のCity – インバカーギル

ニュージーランドは二つの島からなる南北に細長い国ですが、その最南端にあるCityがインバカーギルです。「City of Water and Light」とも呼ばれ、現地の人達からは「インバカーゴ」と言う愛称で親しまれています。これと言った観光の名所がないこともあり、オークランドから飛行機で2時間程ですがニュージーランド人でも訪れた事がない人が多いようで、私もkiwiの友人からどんな感じだったか興味深く聞かれたほどです。先日、学校の見学も兼ねて訪問の機会がありました。

<インバカーゴは寒い?>

南半球にあるニュージーランドは日本とは逆で南に行くほど寒くなります。それからすれば、インバカーギルはかなり寒いのではと考えるKiwiや外国人が多い様です。しかし実際には、海の近くの街である為、冬の時期(6月から8月)でも氷点下になる事は稀で積雪も殆どないそうです。私が訪れた数日は大変天気が良く、とても気持ちがよい天気でした。訪問先で会う方みんなに「インバカーギルはいつもこんな天気だよ」と言われた程です。

 

<人口5万人の街>

街はこじんまりとして至ってシンプルです。City Centreは縦横に片側二車線の道路が幾つか交差しているメインの道と、オフィスなどがあるやや狭い道が交差しているエリアから成りますが、高いビルもあまりないので、City Centreにいても広々としている感じがします。車も少なく、一番のラッシュアワーになる金曜日の夕方でも道が混雑して車が進まないなどということはありません。ニュージーランドの代表的なスーパーマーケットを始め有名なお店は一通り揃っており、生活には全く不便がなさそうでした。そして、今、City Centreに大きなショッピングモールと5つ星のホテルを建設中です。「このショッピングモールが完成すれば、みんなの生活スタイルも大きく変わるだろう」と学校のコーディネータの方は言っていました。非常に大きな病院もあり、クリーンズタウンに住んでいる方も専門医の受診はわざわざインバまで来るとか。

<人は気さくでリラックス>

大きな街の様な競争競争ではないため、みんな、フレンドリーで Laid-back(のんびりした)雰囲気の中で暮らしています。SIT(ポリテクニック)には多くの留学生が就学しており、白人のKiwiの学生ばかりがいるのではなく考えていたよりもMulticultural な環境でした。アジアからの留学生の方に話を聞きましたが、みんな、安全だし暮らし易い街だと口を揃えます。オークランドから移って来た方もいました。Cityから車で少し行くと大きなビーチがあり、それ以外にも充実したスポーツの施設やアウトドアを楽しめる場所なども豊富にあり、「一度住むと便利で暮らし易く、他の街に引っ越したくなくなりますよ」と学校のコロンビア人のマーケティング担当の方は仰っていました。

ニュージーランドでは大きめの街であるオークランドやクライストチャーチ、観光の名所のロトルアやクイーンズタウンがクローズアップされがちです。しかし、小さな街でも素敵な場所はまだ沢山あるのだなと思った訪問でした。生活費も安めで落ち着いて生活が出来、仕事の機会もあるようですので、ニュージーランドでの新しい生活の場として考えて見るのも面白いかもしれません。

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