ニュージーランド入国制限解除に向けて

NZビザ情報

ニュージーランド入国制限解除に向けて

昨年来のコロナウィルスの世界的な蔓延により、ニュージーランドは外国人の入国制限を実施して来ました。先日の11月24日、NZ政府は2022年よりの段階的な入国制限の緩和について言及し、特に2022年4月30日以降、2回のワクチン接種を完了した外国人は隔離用のホテル(MIQ)に入ることなく(自己隔離は必要)NZに入国できるようになると発表しました。

この日程は三段階のステップを踏む予定です。以下、現地の日本大使館からの発表を参照します。
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◎MIQ(隔離専用の施設)に入らずにNZに入国できるようになる日程

【ステップ1】(2022年1月16日(日)午後11時59分~)
2回のワクチン接種を完了したNZ人、永住者(residence-class visa holders)及び現在の国境管理体制下においてNZに渡航可能な者は、オーストラリアからNZに入国可能(ただし、渡航前14日間、オーストラリア又はNZに滞在している必要あり)。

【ステップ2】(2022年2月13日(日)午後11時59分~)
2回のワクチン接種を完了したNZ人、永住者(residence-class visa holders)及び現在の国境管理体制下においてNZに渡航可能な者は、高リスク国(※)を除く全ての国からNZに入国可能。

【ステップ3】(2022年4月30日(土)~)
2回のワクチン接種を完了した外国人に対して、国境を開放(ビザの種類によって段階的となる可能性あり)。

※高リスク該当国(11月24日現在)
パプアニューギニア(なお、11月24日現在、高リスク国として指定されているインドネシア、フィジー、インド、パキスタン、ブラジルは、12月上旬に指定解除となる予定)

◎MIQを実施しない場合の入国条件

● 出発前の検査が陰性であること
● 2回のワクチン接種が完了していることの証明
● 渡航歴に関する自己申告
● 到着日又は翌日の検査
● 7日間の自己隔離
● 隔離終了時(市中に出る前)の最終検査が陰性であること

◎その他留意点
(1)到着空港から自己隔離場所までの移動手段や自己隔離場所の要件等のガイドラインを始めとする自己隔離の実施方法の詳細は、12月に発表される予定。
(2)本件は、MIQが終了することを意味する訳ではない。今後もMIQは、重要な役割を持つ。

(政府発表内容)
https://www.beehive.govt.nz/release/reconnecting-new-zealand-%E2%80%93-next-steps

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多くの日本からの留学生の方はステップ3が該当すると考えられますので、2022年の4月30日より順次入国が可能になりますが、一斉に全ての方が入国できるとは思われません。詳細は2021年12月に発表される予定ですが、ビザの種類やその他の条件などに沿って入国許可がでると思われます。

到着後には自己隔離があり、その方法についてや、留学生の場合は学生ビザの申請から発給、又、今後のニュージーランドのコロナの蔓延状況による対策など、具体的な実施についてはまだまだ不透明な部分も多いです。しかし、ニュージーランド政府が外国人の受け入れを再開する方向に舵を切り、具体的な日程が提示されたのは大きな一歩かと思います。

留学をお考えの皆様は今後も最新の情報を入手し現地の状況を見ながら、ニュージーランド留学へ向けての計画をお考え下さいませ。

ニュージーランド留学情報センター