留学生の入国、一部再開

現地生活情報

留学生の入国、一部再開

8月の市中感染も収束し、ニュージーランドは全国的にアラートレベル1の「日常」生活に戻っています。アラートレベル1では国境での入国制限以外に日常生活での規制は全くありません。
オークランドで2度目のロックダウンがあった時は、さすがのニュージーランドでもマスクの着用人口が増えましたが、最近はそれも若干減ってきたような気がします。

ニュージーランドはこれから夏に向かい、穏やかな気候の中、ビーチだスポーツだと、アウトドアでの活動が増える時期ですので、薄着になると共にマスクの着用が減りそうですね。
しかし海外からの帰国者が陽性であるケースは依然としてありますので、今後も気をつけるに越したことはありません。

さてニュージーランドでは未だ入国できる人は市民権、永住権を持っている人や、特別許可を得た就労者などに限られており、一般の留学生はいつになったら入国出来るのか、その目途はたっていません。
しかしそんな中、例外として来月以降、250人の大学院レベルの留学生の入国を許可するとの発表が政府からありました。
今回渡航できるのは博士号や修士号過程に既に在籍している限られた学生で、まだ全ての留学生に門戸が開かれる訳ではありませんが、渡航を待つ新規の留学生や、現地でお待ちしている私達や学校スタッフにとっては、最初の第一歩となる朗報です。

政府機関であるエデュケーションニュージーランドは、高等教育機関と連携し今後の留学生の入国について調整していくとの事です。

今週末には今後の政権を決める国政選挙が行われます。
これまでは守りの姿勢が続いてきたニュージーランドですが、政権が決まれば、今後の新型コロナウイルス対応や、経済政策、渡航制限解除についてももう少し動きが活発化するのではと予測されています。
早く一般の留学生も渡航できるようになることを願っています。