アメリカズカップビレッジに行ってみました。
すでにニュースやメディアでアメリカズカップという言葉は耳にした事はあると思います。世界最大で歴史のあるヨットレースなのですが、興味のない方には全く未知の世界ですね。ちなみに今回は日本チームが出場していないので、日本のメディアもほとんど取り扱っていませんので、ちょっと寂しい限りです。
さて、そのアメリカズレースがオークランドで行われています。せっかくNZにいるのであれば、その雰囲気だけでも感じてみようかと思い、街中のバイアダクトベイスンへ行ってみました。そうゆう私もうわべだけしか知らないのですが、簡単に言うと以下の様です。
*今はニュージーランドがチャンピョンでカップ保持国である。
*大体4年ごとにカップ保持国で開催される。
*1851年から続いている国際ヨットレース。今年は36回目。
*プラダカップと言われるチャレンジャーを決めるレースが行われる。
*ディフェンダー(NZ)とチャレンジャー(プラダカップ優勝チーム)との一騎打ちとなる。
*この決勝ラウンドは3月6日〜21日
*最近のヨット(AC75)は宙を浮いて、すごいスピードで走行する。必見!
*船の開発には150億円以上も投入される。
*NZはエミレーツ・チームニュージーランドという名前。
*チャレンジ最有力候補はイタリアのルナロッサ・プラダプレリチーム
とまあ、このくらいの知識しか持っていなのですが、このあたりを散歩するだけでも十分に楽しめますよ。
空飛ぶヨットは必見。
今回の大会で使われるAC 75というヨットを初めてみた時には本当にびっくりしました。イタリアのルナロッサが開発した完全に水上走行する高性能な競技用単胴船で、ヨットの左右と後ろにはTフォイルという大きな腕の様なものが出ています。それが揚力を生み出し、水の上を飛ぶ様に滑走するのです。最高時速は90キロを超え、一昔前の風だけでゆっくりと進むヨットのイメージとは全く違います。ちなみに、乗員の体感速度は陸の3倍とも言われ、体感速度は270キロにもなるそうです。
アメリカズビレッジ
バイアダクトベイスンはお祭り気分でかなり盛り上がっています。各チームのユニフォームなどを買えるお店があり、もちろんルナロッサのお店にはプラダ製のユニフォームや帽子などもありました。当然、めっちゃ高かったです。
レストランも多くの地元の人で賑わっており、大きなボートや夢の様なクルーザーを見ながらちょっとリッチな気分で食事も楽しめます。
パブリックビューイングができる大きなスクリーンもありますので、試合の時にはここで観戦することも可能です。
跳ね上げ式の橋を渡った所は、アメリカズカップの大きなロゴがあり、オークランドのビルを背景に記念撮影ができる絶好の場所があります。是非ここで記念写真を撮りましょう。
これから3月の決勝に向けて盛り上がりを見せているオークランドでした。