ニュージーランドだけでなく、世界中で看護師不足が深刻な問題となる中、看護師を目指す留学生にとって、魅力的なコースへの入学はますます競争が激しくなっています。先月も、公立専門学校(ポリテクニック、Te Pūkenga)から「7月開始の看護師コースがすでに定員に達した」との連絡がありました。同時に、キャンセルを希望する学生がいれば早めに知らせてほしい、との依頼もありました。
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(*メール一部抜粋)
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看護師のコースは他の学部に比べて受け入れ枠が少なく、特に留学生にとってさらに限られた枠となり競争が激しくなっています。このため、Bachelor of NursingやNZ Diploma in Enrolled Nursingといった看護師資格に直結するコースは、早々に定員が埋まる傾向があります。
さらに、入学プロセスもほかの学科と比較すると厳しめです。求められる書類が多い上に、面接が課される場合もあり、準備には時間がかかります。そのため、看護師コースへの入学を考えている方には、早めの準備が肝心です!
看護師が人気な理由
正看護師(Registered Nurse)や准看護師(Enrolled Nurse)は、ニュージーランド政府が発表するGreen Listにも記載されており、永住権取得の可能性が高い職業とされています。また、国内での求人需要が非常に高いことから、現地での移住や就職を目指す留学生にとって非常に魅力的です。
こうした背景から、看護師コースの枠が早期に埋まるのは当然の流れかもしれません。
日本の看護師資格をお持ちの方へ
ニュージーランドでの看護師の道は、コース就学だけではありません。すでに日本で看護師資格をお持ちの方は、NZ Nursing Councilに登録し、必要な手続きを踏むことで現地で働くチャンスがあります。ただし、ニュースでも取り上げられているように、海外看護師の受け入れは課題も抱えていると言われています。この点については、また別の機会に詳しくお伝えします。
早めの行動で夢を叶えよう
看護師コースへの入学を目指す方は、計画的に準備を進め、しっかりとスケジュールを立てることが重要です。詳細な情報やサポートが必要であれば、ぜひお気軽にお問い合わせください!