こんにちは。本日はニュージーランドの夏とサマータイムを紹介したいと思います。

日本とニュージーランドの一番の違いは季節が逆ということだと思います。

季節が逆･･････なんだそれ、と言った感じですが、日本が夏ならNZは冬、日本が冬ならNZは夏、と言った具合に真逆の季節になるのがニュージーランドです。もちろんこれはニュージーランドに限った話ではなく、北半球と南半球は季節が逆ということなので、オーストラリアや南アフリカ、アルゼンチンやチリなどの南半球にある国はすべて日本とは逆の季節になるのです。不思議ですね、、。

小学生や中学生の頃の地理の授業で習ったような気もしますし、知識として頭では分かっていても、普段北半球の日本で暮らしていると7月が冬だったり、クリスマスやお正月が夏だと言われてもなかなかピンとこないと思います。オーストラリアのサンタさんはサーフボードに乗っている、みたいなのは聞いた事があるかもしれませんが、肌感覚として実感するのはやはり南半球に訪れないと難しいかもしれません。

話しは逸れますが、実は太陽の傾きも逆なんですよ。北向きに傾いています。だから北向きの家が日当たりが良いのです。では太陽の出るのはどちらから出るのでしょう？というとんちもあります。

さて話しを戻し、今回はニュージーランドの夏について幾つかご紹介したいと思います。

今年の日本の冬は寒波がすごかったとニュースになっていましたが、この時期のニュージーランドは真夏です。

ニュージーランドの夏は暑すぎず、とても快適なことも日本との大きな違いです。東京のあのうだるような夏とは比べものにならないほど過ごしやすく、雨がほとんど降らず乾燥しているので、からっとしているのが特徴です。気温はオークランドでお昼が25-26度くらいで、夜は18-19度くらいになります。そのためほとんどの家にはクーラーがなく、窓を閉めても寝られる位の涼しい気温なんです。日本で言うとじめじめした梅雨がない北海道の夏の感じですね。天国です、、、。

しかし、オゾン層の破壊に伴い直射日光が強く、日本の８倍もの紫外線が降っているとの話しもあります。外出の最には帽子とサングラス、日焼け止めは必須ですよ。

また、ニュージーランドはヨーロッパの多くの国と同じようにサマータイムというものがあります。これはデイライトセービングとも言って、デイライトは日中の光、セービングは節約するという意味で、夏は朝早くから日が出ているから1時間早めて日中の時間を長くしよう！　という習慣です。NZでは９月末から４月頭までが夏時間になります。なので年に２回、その日は皆で時計の針を動かさなくてはいけません。実際に冬のニュージーランドは日本との時差は3時間ですが、夏時間の時の時差は4時間となっていますので、友達と電話をする際には要注意ですね。

オークランドも夏はサマータイムのおかげで夜8時過ぎまで外は明るいのでお昼が長く使え、市民はより活動的になるのです。仕事や学校が終わった後の日の時間が長いことで、ゴルフをやったり、ビーチBBQなども可能ですね。個人の余暇の時間が伸びるほか、レストランなど飲食業界も夜遅くまで街が賑わうことでプラスになります。

夜の明るい時間を増やすことで、外が明るいので電気を節約することもでき、経済だけではなく環境問題やエネルギー問題にも貢献できる制度となっています。

さて、ニュージーランドは世界で一番早く１日が始まるのは知っていましたか？
もちろん新年が明けるのも一番早い年明けになりますので、世界一早く新年を祝いたい！　という方は是非次の年末はニュージーランドで過ごしてみてはいかがでしょうか。

ニュージーランドの新年はカウントダウンをしますが、オークランドのスカイタワーで花火が上がり、みんなそれを見に年末の夜中はオークランド中心街はごった返していました。因みにこの時は新型コロナの市内感染はおらず、密な状態でマスクもせずに皆さん頑張っていましたよ。笑

※動画は今年2021の新年の様子です。

今回はニュージーランドの夏とサマータイムについてご紹介しました。
それではまた次の記事でお会いしましょう。