ニュージーランドのコロナウイルスに関する現状22

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ニュージーランドのコロナウイルスに関する現状22

<2020年4月20日(月)16:00 NZ政府発表>

現在の感染者合計は1440人、昨日の新規感染者は9名、死亡者12名。
4月27日(月)までロックダウン延長、来週28日(火)よりアラートレベル3へ移行

ニュージーランド政府は4月27日(月)11:59PMまでロックダウンを延長し、28日(火)より新型コロナウイルスに対する警戒レベルをアラート3に引き下げると発表しました。
アラート3は最短でも2週間継続し、2週間後に再考される予定です。

ニュージーランドでは本日20日(月)までに新型コロナウイルスの感染者合計は1440人となっておりますが、その殆どが海外からの渡航者、帰国者とその濃厚接触者となっており、市中感染と見られるケースは8件に留まっています。また過去3日間に全国で行われたランダムチェックでは全て陰性の結果となっています。
新規感染者の数も過去数日は8~13人と減少しており、ロックダウンによる感染拡大防止が成功しつつあると見られています。

しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大は依然として警戒が必要なため、ロックダウンの解除はアラートシステムにそって段階的に行われます。来週28日からのアラート3ではロックダウンの様々な規制が緩和され、一部の業種は限定的な営業を再開しますので、ホストによっては仕事に出かける人が出てくると思いますが多くの留学生にとってはこれまでのアラート4での生活と大きく変わりません。

=====アラート3では=====

◎人との接触
人との接触は親族やケアギバーなどへ拡大可能。これまで通り、必要最低限の要件(食料品の買い物や散歩、仕事等)以外は、外出を控え、特定の人以外の人との接触は避けなければならない。
テイクアウト、オンライン注文:一部の業種で再開。受け渡しにおいて人との接触を最小限に留める事。
買い物:お店への入店は各家庭から1人のみ、ソーシャルディスタンスを守るなどのルールは継続。
集会:お葬式と結婚式に限り、10人までの集会可(披露宴は禁止)

◎運動/レクリエーション
地域内に限り、ビーチや公園へ車での移動が可。
ソーシャルディスタンスを守り、地域内で安全に行える運動は可。
ボート、ヨット、チームスポーツは禁止

◎教育機関
Year10以下:4月29日(水)から在宅でのケアが継続できない家庭の子供のみ登校、それ以外はオンライン学習の継続
Year11以上:オンライン学習の継続
大学、専門学校、語学学校など:オンライン学習の継続

◎ビジネス
在宅勤務可能な業種は在宅勤務継続
お客との対面営業は不可。
オンラインによる物品の注文や配送、お客が入店しない受け渡しは再開可。
仕事場で営業する場合は、従業員同士もソーシャルディスタンスを守り除菌の徹底など安全確保に務める。
スーパー、コンビニ、ガソリンスタンドなどの生活必需業種は今まで通り、ソーシャルディスタンスのルールを守り営業継続

詳しくは下記リンクをご参照下さい。
◎公式ホームページ:Alert Level 3 information
https://covid19.govt.nz/alert-system/alert-level-3/

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ニュージーランドへの入国制限には変更はなし。現在ニュージーランドに入国出来るのは市民権、永住権保持者とその直近の家族のみ。
この措置はアラートレベルが2や1に下がっても引き続き行われる見込みです。
また、ニュージーランド移民局はロックダウン中の緊急のビザ延長手続きに加え、既にニュージーランド国内に滞在している方のビザ申請手続きを再開すると発表しています。