専門・大学

ニュージーランドの教育システム − 専門学校・大学

 ニュージーランドで取得できる資格レベル

充実したコース

ニュージーランドの専門学校就学では約半年~3年のコースがあり、留学生にも様々なコースが用意されています。

コースによって様々

各コースはNZQAの資格レベルによって、入学の為の英語レベルやコース期間、必要入学条件、開始時期などが分かれています。コースによっては修了後就職に繋げやすいコース、大学への編入が認められているコースなどあります。

 取得できる資格とコースの種類

Certificate – サティフィケートコース

数週間~半年ほどの入門コースです。全く始めての分野に進む場合や、英語力がディプロマコースレベルに達していない場合は、このサティフィケートコースから開始します。また、ディプロマコースによっては、このサティフィケート終了が入学条件になっている場合もあります。

資格レベル レベル1~レベル7
入学条件 IELTS 5.0、TOEIC 550、学校内英語テスト
期間 12週間~
卒業後のビザ 特に無し。

Diploma – ディプロマコース

調理師やホスピタリティーといった人気コースの多くが、ディプロマ・レベル4~6のコース内容で、1年~2年のコース期間となっています。1年コースでもディプロマは取得可能ですが、就労ビザを御希望でレベル4~6のコースで就学の方は、卒業後にPost Study Work Visa/Openに申請できる2年コースがお勧めです。レベル7のコースの方は1年間就学で同じビザに申請が出来るので人気です。

資格レベル レベル4~レベル7
入学条件 IELTS 5.5~6.0
期間 1年間~2年間
卒業後のビザ コースレベルと就学期間により1年の就労ビザ申請可能

Graduate Diploma – グラジュエートディプロマコース

4年制大学卒業以上の学歴と規定の英語力を満たしている方は、大学と大学院のちょうど中間に当たるグラデュエーションディプロマコースへ進学する事が出来ます。このコースはディプロマのレベル7が取得出来、1年のコースを終了すればPost Study Work Visa/Openに申請が出来ます。

資格レベル レベル7
入学条件   IELTS 6.0、TOEFL 550、大学卒業資格
期間 1年間
卒業後のビザ 1年の就労ビザが申請可能

PostGraduate Diploma/Masters – 大学院・MBAコース

4年制大学卒業以上の学歴と規定の英語力を満たしている方は、大学院コースへの進学やビジネスの分野ではMBA取得の可能性もあります。大学院コースは現地での学位取得が入学条件の場合が多く、入学可能なコースはかなり限られています。

MBAも留学生でも入学可能となっています。これらの高学歴コース修了後には、3年の就労ビザ(Post Study Work Visa/Open)に申請出来るはもちろん、Level9以上のコースであれば(条件が揃えばLevel8でも可)在学中から配偶者にもオープンワークビザが発行され、同行されるお子様も公立小・中学校の学費が免除されるため、ご家族の移住をお考えの方にお勧めです。

資格レベル レベル8-10
入学条件 IELTS 6.5、TOEFL 575、2年以上の実務経験(AISのMBAの場合)
期間 1年(Postgraduate )〜1年6ヵ月(Master やMBAの場合)
卒業後のビザ 3年の就労ビザの申請可能

 NZQAとコースレベル

NZQAとは

NZQA (New Zealand Qualifications Authority)とは、ニュージーランドの政府機関の一部で、コースや資格認定卒業資格認定学生の授業料の補償などを行っています。学校単位、コース単位でこのNZQAからの認可を受ける必要があります。

仕事の取得に有利なコース

Diploma (ディプロマレベル) 5以上のコースが仕事の取得に有利になっています。同じ専攻分野でも、NZQAの認定レベルがいくつになっているか注意しましょう。

コース内容のアカデミックレベルでレベル分け

Certificate (サティフィケート) – レベル2~4、
Diploma (ディプロマ) – レベル5~7、
Bachelor (バチェラー) – レベル7、
Masters (大学院) – レベル8

などとレベル分けされています。コースによって入学時に必要な英語レベルや、卒業後のオープンワークパミット許可の有無が左右されます。

 英語レベルと進学可能コース

試験内容が違うので正確には比較できませんが、目安程度にご利用下さい。現在のご自分の英語力を知る事でどのようなコースへ進む事が出来るかが分かります。特に、ニュージーランドで専門コースのご就学をお考えの場合は現地で最も通用するIELTSや、その学校が認めるNZCELの英語Certificateコースを受講しましょう!

レベル
内容
IELTS
TOEFL
(PBT)
TOEFL
(CBT)
TOEFL
(IBT)
TOEIC
Camb
ridge
SAT
英検
受講可能なコース
上級
Advanced
海外大学卒
ネイティブと一緒に仕事ができ、ディベートもできるようになる。
7.5
620
260
105
900
CAE
660
1級
・大学院(L8-10)
準上級
Pre-Advanced
海外専門卒
大学に入学できるレベル。フォーマルな表現や言い回しができるようになる。アカデミック英語も習得。
7.0
600
240
95
850
CAE
600
準1級
・大学院(L8-10)
・医療系専門コース
6.5
590
229
90
800
CAE
540
準1級
・大学院(L8-10)

・Postgraduate

NZCEL 5

中上級
Upper-
Intermediate
リスニング能力もあり、発音にも注意してくる。自分の意思を相手に伝えることができる。専門コースへ入学可能。
6.0
550
213
79
750
FCE
500
準1級
・専門コース(L6-7)
・ファウンデーション2
・ビジネス英語コース
・NZCEL 4
5.5
530
197
71
700
FCE
470
準1級
・専門コース(L4-5)
・一般英語
・進学準備コース(上級)
・ファウンデーション1
・NZCEL 3&4
中級
Intermediate
海外高校卒
一般的な生活英語がある程度理解できる。相手の言葉はある程度理解でき、スピーキングにも少しずつ自信が出てくる。
5.0
500
173
61
650
FCE
400
準1級
・専門コース(L3)
・一般英語コース
・試験対策コース
・進学準備コース
・NZCEL 3
4.5
480
140
50
550
PET
2級
・一般英語コース
・試験対策コース
準中級
Pre-
Intermediate
日本の大学卒
簡単な基本文例を使い、コミュニケーションを試みるが、完全には伝わらない場合が多い。
4.0
460
132
40
450
PET
準2級
・一般英語コース
・英語+コース
3.5
400
30
380
PET
3級
・一般英語コース
初級
Elementary
日本の高校卒
殆どが単語の羅列で文法構成は非常に難しい。ボディーランゲージなどでコミュニケーションを取る。
3.0
380
20
320
KET
3級
・一般英語コース
2.5
350
10
290
KET
4級
・一般英語コース
初心者
Beginner
日本の中学校卒
一般的初級英語教育レベルで、基本的な英単語は理解し、文法の理解は難しい。。
2.0
300
200
KET
・一般英語コース
1.5
KET
・一般英語コース
2018年の教育省規定の変更

NZの専門コースへ入学する場合、TOIEC以外の英語テストのスコアが必要となりました。学校内での独自英語テストは2018年の12月末をもって実施が出来なくなります。

 NZCELコース

NZCELとは

NZCELは、New Zealand Certificate in English Languageの省略で、他の専門コースと同じように英語の資格コースとして開講されていますが、特に大学や専門学校の各コースに進学するための進学英語準備コースとして受講する学生が多いです。大学や専門学校に入学するには、英語力の基準としてIELTS等の英語の検定試験のスコアが必要ですが、NZCELはそのスコアの代わりになり、英語力の証明として使うことができます。つまり、IELTS等の検定試験のスコアがなくても、NZCELを修了すれば大学や専門学校への進学の道が開かれることになります。又、コース修了後には、英語のCertificateが授与されます。

NZCELの学習内容

NZCELは、ニュージーランドの大学や専門学校の英語環境で、問題なく学生生活を送ることができるように、しっかりとアカデミックな英語力を身に付けることを目的としています。例えば、英語での論文の書き方、プレゼンテーションの仕方、グループ課題の取り組み方など、実際に学生生活の中で必要になるスキルを学びます。NZCELを修了してから専門コースに進学すれば、よりスムーズにアカデミックな環境に慣れることができるでしょう

NZCELの利点は何ですか?IELTSスコアを取る方が良いのでは?

時間を短縮するという意味では、自分でIELTSスコアを取ってしまえばいち早く進学できますが、NZCELは時間をかけて勉強する分、それに見合ったアカデミックなスキルを得ることができます。例えば、論文の書き方(引用の仕方、参考文献リストの書き方、論文形式のルールなど)、またはプレゼンテーションの仕方、グループ課題の取り組み方などを実践を通して学びます。これらはIELTS等の検定試験では学ぶことはできません。このようなスキルをNZCELでマスターしてから進学するか、大学・専門コースに入って初めて知るかでは、スタートの時点で大きな差が出ると言えるでしょう。大学・専門コースの規定のIELTSスコアを持っていてもNZCELに入る学生がいるほど、当コースで学ぶ内容は実に価値のあるものです。

NZCELと他の英語検定の違いはなんですか?

NZCELはNZQAが認める英語資格(Certificate)が取得できる事が大きな違いです。NZCELでは、英語のレベルを上げながらEAP(English for Academic Purpose)と同じようなアカデミック系の英語も習得でき、コミュニケーション能力も身につくので、専門コースに入ってからも非常に有利です。また、英語検定試験は2年間など有効期限がありますが、NZCELは一生残る英語資格です。

費用と期間はどのくらいですか?

学校により様々ですが、コース期間は約16-18週間、費用は約$7,000-9,000ほどが平均です。これに併せて入学金や施設費が別途かかります。

コースはどのくらいの頻度で開催されますか?

コースの期間と開講日は学校とレベルによってまちまちですが、だいたい年に2-3回ほど開講されることが多いです。

どのレベルのNZCELに入れば良いですか?

NZCELには1〜5のレベルがあります。進学したい専門コースのレベルによって、NZCELのレベルも変わります。従って、どのレベルのNZCELに入るかを決めるには、進学先の大学・専門コースを先に決定する必要があります。NZCELを修了した後は必ず大学・専門コースに進学しなければならないということはありません。NZCELと大学・専門コースは別々に手続きできるので、NZCELのみの手続きも可能です。

NZCELに入るための入学基準はありますか?

はい、あります。NZCELの各レベルに入学するには一定以上の英語力が必要です。学校により様々ですが、レベル3に入るにはIELTS4.0、レベル4にはIELTS5.0、レベル5にはIELTS6.0相当の英語力を条件にしている学校が多いです。この基準を満たすIELTSスコアを持っていればダイレクトにNZCELに入学可能です。IELTSスコアを持っていない場合は、まずは一般英語コースから開始し、NZCELのための校内試験を合格しなければなりません(※2019年からは校内試験は廃止されます)。

NZCEL資格はどの学校でも利用できますか?

いいえ、一つの教育機関で取得したNZCELがNZ国内のどの大学、どの専門学校でも英語力の証明として使用できるというわけではありません。必ず、その教育機関で受講するNZCELが希望する進学先の学校で英語力の証明として使うことができるかどうか、事前に確認する必要があります。

NZCELから専門コースへのパスウェイは確約されていますか?

いいえ、確約されたものではありません。NZCELを修了するには規定で決められた成績を修める必要があり、基準を満たしていない場合はNZCELを修了することはできません。従って、NZCELから大学・専門コースへのパスウェイは確約されたものではなく、学生自身の頑張り次第ということになります。

NZCELはどの学校で開講されていますか?

NZ国内の多くのポリテクニックで開講されています。オークランドのUnitec、ネイピアのEIT、クライストチャーチのAra、ネルソンのNMIT、ダニーデンのオタゴポリテクニックなどです。

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