NZeTA（NZ電子渡航認証）とIVL（海外渡航者観光保護税）について
2019年の10月1日より、ニュージーランドへの観光ビザ事前取得免除国の国民の観光ビザ入国にはNZeTAが必要となり、日本のパスポート保持者もこれに該当します。これまで観光ビザでの渡航の場合、事前の手続きは必要ありませんでしたが、10月1日以降に入国する場合、事前のNZeTA申請とIVLのお支払いが必要になりますので、ご注意下さい。
概要
- NZeTAは旅行前に申請、取得する必要があります。
- 認証・発行までは最長で72時間以上の余裕を持って申請をしてください。
- NZeTAを事前取得していない場合、飛行機の搭乗を拒否される事があります。
- 申請にかかる時間は約10分から15分程度です。
- 一度NZeTAを取得すれば２年間有効で、複数回の出入国が可能です。
- ニュージーランドで乗換をする場合はでもNZeTAの取得は必要です。
- 他のビザを取得済みの方はNZeTAは必要ありませんが、IVLは必要です。
- NZの永住権や市民権保持者、オーストラリア永住者はNZeTAは免除されます。
NZへ観光ビザで渡航する方の為の電子入国許可証です。既にアメリカやオーストラリアでも行われている物で、事前登録しておくことで入国時の入国審査がより正確に、また迅速に行われます。現在、NZの入国ではほとんどが自動ゲートに対応しており、日本のパスポートも対応しています。ワーキングホリデービザや学生ビザの取得者は改めて申請する必要はありません。
- 名称：NZeTA (New Zealand Electronic Travel Authority)
- 費用：アプリ申請／NZ$17.00、PC申請／NZ$23.00
- 支払い：アプリやPCからの申請時にクレジットカード
- 免除：：学生ビザ、ワーホリビザ、就労ビザ、NZ永住権、NZ市民権保持者。オーストラリア永住者
- 必要な物：：有効なパスポート、マイナンバー、クレジットカード
観光地の基盤整備及び環境保護等を目的としてニュージーランドに入国する旅行者から徴収する海外渡航者観光保護税です。こちらは、NZに渡航するすべての方に適用されますので、ワーキングホリデーや学生ビザの方も必要となります。ビザ申請時に同時に徴収されます。
- 名称：International Visitor Conservation and Tourism Levy
- 費用：NZ$35.00
- 支払い：NZeTA申請時か、その他ビザの申請時に支払い
- 免除：乗り換え旅行者、NZ永住権、NZ市民権保持者。オーストラリア永住者
- 必要な物：：有効なパスポート、マイナンバー、クレジットカード
NZeTAの申請準備
NZeATを申請する方法は２つの方法があります。方法によって値段が違います。
（１）PCから申請する場合：PCを使い移民局のウェブサイトから申請をする方法（NZ$23.00）
（２）スマートフォンから申請する場合：移民局のアプリをダウンロードして行う方法（NZ$17.00）
 NZeTA   |
NZeTA申請方法（スマホからの申請）
スマートフォンからの申請は非常に簡単です。順番としては以下のようになります。特に問題がなければ10分ほどで終了します。有効なパスポート、クレジットカードをご用意下さい。
１）アプリをダウンロード
２）スマホのカメラでパスポートをスキャン
３）スマホのカメラで顔写真を撮る
４）質問にいくつか答える
５）カードで支払いを完了する
６）メールで完了通知が届く
NZeTA申請方法（PC／コンピューターからの申請）
