日本の奨学金と教育ローン
留学実現のために日本で申し込み、ご利用頂ける奨学金と教育ローンの情報をまとめました。奨学金には様々な種類のものがありますので、自分にぴったり合う奨学金のタイプを見つけましょう。
奨学金のタイプ
- 給付型: 返還しなくても良い奨学金
- 貸与型: 返還する必要がある奨学金(利息の付く場合と付かない場合があります)
日本の奨学金
日本国内の団体や文部科学省に奨学金制度があります。ここでは代表的な例をご紹介します。
トビタテ!留学JAPAN
- 対象:日本の高校・大学・短期大学・高等専門学校・専修学校(専門課程)及び大学人に在籍している学生
- タイプ:給付型(一部返還が必要になるケースもあります)
- 条件:文部科学省が2013年から開始した留学促進の為の奨学金制度です。日本の学校に在籍している事が条件。
- 選考:留学計画書などの提出が必要です。
- その他:詳しくはトビタテ!JAPANホームページをご確認下さい。
人気のあるコース
コース名:日本代表プログラム『高校生コース』
対象:日本の高校に在籍している高校生
特徴:語学力、成績不問
募集要項を参考にしながら、留学内容を設計し、計画書を作成
審査を通過した申請者を対象に留学に必要な費用の一部を奨学金として支給(給付型)
留学内容、渡航先、期間(14日間〜365日間)を自由に選ぶことが可能
分野名 | 活動 | 留学期間 | |
---|---|---|---|
アカデミック | テイクオフ | 海外の語学学校等において外国語の習得を主たる目的とするプログラムに参加するとともに、留学先で外国語を用いて異文化交流を行うもの。 例)外国語の学修を目的とした大学等のサマースクール・語学学校への通学 |
14~21日間 |
ショート | 海外の高等学校や大学等の教育機関に在籍し、外国語を用いて様々な科目を学修したり、教育プログラムに参加したりするもの。 例)大学等で実施されるサマースクール・サマーキャンプ、現地校へのターム留学 |
14~106日間 | |
ロング | 海外の高等学校等に長期間在籍し、外国語を用いて様々な科目を学修するもの。 例)交換留学や私費留学等による現地高等学校等への長期間の通学 |
107~365日間 |
※上記以外のコースやその他詳細は、トビタテ!留学JAPANをご確認下さい。
日本学生支援機構(JASSO)
- 対象:日本の高校卒業者、日本の大学・短期大学・高等専門学校・専修学校(専門課程)および大学院に在籍している学生など(奨学金のタイプにより異なります)
- タイプ:給付型/貸与型
- 条件:独立行政法人である日本学生支援機構(JASSO)が提供している奨学金です。海外の大学等に留学するための資金を対象に奨学金を提供しています。
- 選考:留学計画書などの提出が必要です。
- その他:詳しくは日本学生支援機構(JASSO)ホームページをご確認下さい。
人気のある奨学金
コース名:海外留学支援制度(学部学位取得型)
対象:日本の高校等を卒業後に直接海外の大学で学士号の取得を目指す方
英語条件:TOEFL iBT80点以上、またはIELTSアカデミック6.0以上
支援内容:奨学金及び授業料の支給(給付型)
奨学金:月額5万9千円〜11万8千円
授業料:年間250万円を上限とする実費額
※上記以外のコースやその他詳細は、日本学生支援機構をご確認下さい。
日本の教育ローン
教育一般貸付(国の教育ローン)
- 対象:学校に入学・在学する学生の保護者*(*条件あり)
- タイプ:教育ローン(最高450万円*まで(*条件あり)/固定金利年1.71%/最長15年の長期返済)
- 条件:日本政策金融公庫が提供する国の教育ローンです。40年の実績があり、24時間365日オンラインでお申込ができます。低金利で長期返済が可能で、提出する資料をもとに申請者の労働状況、収入、住宅ローン、公共料金の支払い状況等から総合的に審査されます。また、上記「日本学生支援機構」の奨学金とも併用可能です。お申込の場合は以下の書類をご準備下さい。
書類 | 詳細 |
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ご収入・所得の分かる書類 | 「源泉徴収票」や「確定申告書」など |
お借入れの残高等が分かる書類 | 「借入明細」や「借用書」など |
進学志望校または在学校に関する資料 | 「パンフレット」や「在学証明書」など |
※お申込の前に、教育ローン用の返済シミュレーションで毎月のご返済計画をご検討頂くことをお勧めします。詳細は、日本政府金融公庫をご確認下さい。