学生ビザ申請の変更について(2025年8月1日時点の情報)
2025年8月18日より、ニュージーランド移民局(INZ)は、学生ビザの申請を新しい「Immigration Online(ADEPT)」システムへ移行します。このアップグレードにより、ビザ申請のプロセスがより速く、分かりやすく、使いやすくなります。
◆ 申請者にとって何が変わる?
•申請フォームがインタラクティブに
→ 回答に応じて次の質問が変化し、無関係な項目が減ることで、提出書類の要件が明確になります。
•ビザの種類に応じた申請画面
→ 必要な情報だけが表示されるため、より簡単に手続きが行えます。
•語学学校で英語を学ぶ学生は「English Language Student Visa」を選択
→ ただし、「Pathway Visa」で申請する場合はそのオプションを選んでください。
→ 「Fee-Paying Student Visa」も選択肢として残っていますが、学生の多くには該当しません。
◆ ガイド動画あり
INZが新しい申請手順を説明する動画を公開しています。動画は「Fee Paying Student Visa」の例を使っていますが、「English Language Student Visa」や「Pathway Visa」の申請にも役立ちます。
https://www.youtube.com/watch?v=0_QFP5zksa4
◆ 重要な日付と移行プラン
•2025年8月18日以降:すべての学生ビザ申請は新しいフォームで行う必要があります(自動的に新フォームに誘導されます)。
•旧フォームでの申請:
- 2025年8月17日までに提出された申請は処理されます。
- 旧フォームで保存された下書きは 2025年9月17日までに提出する必要があります。
- それまでに提出されなかった下書きは削除されます。
◆ いつ申請すべき?
•渡航予定日の少なくとも3か月前には申請することを強くおすすめします。
•新システムを待たずに、可能であれば今すぐ申請を開始してください。
◆ ガーディアンビザ(保護者ビザ)
•2025年8月より、ガーディアンビザも新しい申請システムに移行されます。
•詳細はこちら:
◆ 代理人またはサポートする人の申告について
•新しい申請フォームには、申請をサポートする人の詳細を記入する欄があります。
•学生のビザ申請をサポートする人は、必ず自分の氏名をその欄に記載してください。
⚠️ ビザの種類の選択や適格性の判断など、移民に関するアドバイスを提供する場合は、
ライセンスを持った移民アドバイザー、または免除対象者でなければなりません。
【労働可能な条件の変更について】
2025年11月3日以降、対象となる留学生の就労時間が週20時間 → 週25時間に拡大されます。
◆ 対象者
•新しい学生ビザを11月3日以降に取得する人
(申請日が11月3日以前でも、許可日が対象日以降であれば適用)
•条件:
- フルタイムで就学中
- 14週間以上のコースに在籍していること
◆ 既存のビザ保持者について
•現在のビザで「週20時間」しか就労できない学生が、追加の5時間の就労を希望する場合:
- 条件変更申請(variation of conditions)または新しいビザ申請が必要です。
- この手続きには移民局の申請料がかかります。