ニュージーランドラグビー留学
オールブラックスを育んだニュージーランドでラグビー留学を!
ラグビーと言えばニュージーランドのオールブラックス。2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップでは、最強軍団と呼ばれながらも残念ながら優勝を逃し3連覇を成し遂げる事が出来ませんでしたが、常に世界王者の座を争うニュージーランド代表チームの名を知らない人はいないでしょう。また、日本中を感動させた日本代表チームの健闘も素晴らしいものでしたが、その監督や主将もまたニュージーランド出身ですし、ニュージーランドにラグビー留学した日本人選手もいましたね。世界トップクラスのラグビーを語る時、ニュージーランドを切り離して考えることはできません。強豪オールブラックスを生み出したニュージーランドでは、子供達は小さな頃からジュニアクラブでプレイし、高校レベルではグレードによって6つに分かれた大会が開かれ、次世代のオールブラックスが育てられています。
そんなラグビー王国で、夢のラグビー留学をしてみませんか?
ニュージーランド高校ラグビー
ニュージーランドの高校ラグビーの特色
*ラグビーシーズン
南半球にあるニュージーランドでは季節が逆になり、15人制の高校ラグビーのシーズンは3月から7月がメイン。ラグビーに限らず、ニュージーランドのスポーツはシーズン制で1年を通して行われる事はあまりありません。15人制の高校ラグビーのシーズン開始は2月頃に行われるレジストレーションから。体重測定やトライアルで参加できるチームが決まり、チーム登録をします。練習は3月頃から本格的に始まり、5月にはいると大会開始。7月下旬~8月上旬にトーナメントが終わり次第シーズン終了となりますので、強いチームほど長くプレイができます。シーズンオフにはセブンズ(7人制ラグビー)やタグラグビーに参加したり、ウェイトなど体作りをメインに行います。全く違う夏のスポーツに参加することも。
*グレード分け
ニュージーランドの高校は日本の中2から高3にあたる5年制。5歳も年が違えば体格にも大きな差が出ますが、心配なしです。ニュージーランドでは基本的に年齢と体重によって所属するグレードが決まり、そのグレード内でのチーム同士で試合を行います。各グレード毎のトーナメントが行われるため、日本のように一軍に入らなければ試合に出られないということはありません。そのため小柄な日本人プレーヤーも怪我の心配も少なく、試合に出るチャンスが増えます。ラグビー強豪校ではプレーヤーが総勢500名を越えるという事もありますが、それぞれの選手はグレード毎に分かれた自分の所属チームがあり、全部で20以上のチームを抱える学校もあります。トップクラスのグレードになると体重制限のないチームもあります。1st XVとよばれる高校トップレベルのチームに入ると、ニュージーランドの高校代表チームや地域チームのジュニア代表に選ばれる可能性も出てきます。そうなるとスーパーラグビーチーム入りも夢ではありません。
*まずは試合ありき
5月に始まる大会では毎週土曜日に試合が行われ、その試合のために週半ばに2回ほど練習が行われます。オフシーズンは本格的な練習はしないのがNZスタイル。練習も試合形式が多く、キックの練習以外は、一つの技術のみを練習するという事は多くありません。ほとんど毎日が練習という日本の部活のスタイルとは大きく異なり、チーム毎に分かれた少人数制の練習のためコーチの指導を受ける機会は多くなります。
オールブラックスの試合の前に披露されるマオリの伝統の踊り、ハカ。その迫力をテレビで目にした人は多いでしょう。高校ラグビーでも大きな試合前には両チームのハカが披露されますが、そのゲームでプレイする選手ばかりではなく、100名を越える応援団によるハカは壮観の一言。ラグビーばかりでなく、ハカの練習もニュージーランドでのラグビー留学の醍醐味の一つです。
ニュージーランドのラグビーアカデミー(プログラム)とは
- ニュージーランドのラグビー強豪校の中には、放課後に行われるラグビー部だけでなく、もっと専門的にまた集中的に習得できる「ラグビーアカデミー」という特別プログラムを提供している学校もあります。これは、通常の高校の時間割にラグビー関連のプログラムが組み込まれ、より多くの時間をラグビーに費やすことができる仕組みになっています。このアカデミーを選択すると、ラグビーはもちろんの事、スポーツパフォーマンス、ストレングス& コンディショニングや、プロのラグビーコーチからラグビースキルを学んだり、昼休みや放課後を使ったフィットネストレーニング等の特別指導を受ける事が出来ます。また、通常のシーズン外のプレシーズン、ポストシーズンにもラグビートレーニングが組まれます。せっかくのラグビー留学。ニュージーランドのゆるい部活に参加するだけでは物足りない、本気でプロを目指したいという方にお勧めのプログラムです。
- ニュージーランドラグビープログラムに参加するには通常の授業料に加え、ラグビープログラム特別費用がかかります。プログラムに含まれる内容は学校によって異なり、また学校によって参加できる年齢が決まっています。
ニュージーランド・ラグビー留学おすすめ高校リスト
ニュージーランドのラグビー強豪校
学校名 | 都市 | 男女 | 学生数 | 留学生 | 寮 | ポイント |
Auckland Grammar School | オークランド | 男子 | 2473 | 5.8% | 最多のオールブラックス選手を輩出する伝統校 | |
Sacred Heart College | オークランド | 男子 | 1299 | 5.7% | ○ | Y7-10の特別コースあり。 |
Kelston Boys High School | オークランド | 男子 | 666 | 8.0% | ラグビーコーチングプログラムあり | |
Mt Albert Grammar School | オークランド | 共学 | 2873 | 4.7% | ○ | ラグビースポーツアカデミーあり(Year9〜11) |
Westlake Boys High School | オークランド | 男子 | 2345 | 8.3% | スポーツが盛んなラグビー強豪校の一つ | |
Christchurch Boys High School | クライストチャーチ | 男子 | 1404 | 4.2% | ○ | オールブラックスの選手を多数輩出する名門校 |
St. Andrew’s College | クライストチャーチ | 男子 | 1452 | 1.4% | ○ | 私立名門校 |
Hamilton Boys High School | ハミルトン | 男子 | 2145 | 3.5% | ○ | 国内の高校ラグビーでは、上位トップ4の高校と評される |
Rotorua Boys’ High School | ロトルア |