テスト準備コース体験! ピアソンの英語テスト – その2

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テスト準備コース体験! ピアソンの英語テスト – その2

ニュージーランドでの専門コース入学や永住権申請の為の英語力証明にも使用出来るピアソン(PTE Academic)のテストですが、現地では伝統のあるIELTSに押され気味です。テスト準備の為のコースもなかなか、学生が集まらないようです。

今年の7月より、オークランドのPTE Academicの公式テストセンターでもあるNorth Tecが、8週間の夜間コースを開講しました。先日そのクラスを少し覗いて来ましたのでお知らせしたいと思います。

North Tecのコース体験

North Tecはニュージーランドのポリテクニク(公立の専門学校)の一つで、本部のキャンパスは北島のファンガレイにあります。オークランドのクイーンストリートにもキャンパスを持ち、専門コースなどを開講しています。

授業は夜間コースで午後6時からスタートです。キャンパスには残っている学生やスタッフは私達以外には誰もいませんでした。今回の7月20日からのコース参加者は4名(インド人1名、中国人3名)で、ロシア系の女性のタマラ先生と学びます。

PTEのテスト形式は独特な部分があり、今日はSpkeakingの一番始めの設問「Read aloud」と言う形式の練習をしました。これは、与えられた4~5行の英文をマイクに向かって40秒以内で正確に読むのですが、ただ読むのではなく、どの語彙にアクセントをつけるか、抑揚や発音にも注意しながら行う必要があります。IELTSにはない傾向の出題ですね。

授業では、自分たちでも幾つかの例文の読んで練習するのはもちろん、今までの受験者の例を聞いてどの点がよくないなどを聞き分けて自分の読みの参考にしていきます。特に、アクセントをつける語句はどれか、文章のどこで区切るかなどについても細かく指導されました。

授業は少人数のため、先生も各学生に注意を払ってくれます。授業は和やかに進み、誰でも気軽に参加出来る雰囲気でした。先生はPTEの知識も豊富で、試験や出題形式の質問にも気軽に答えてくれます。

ただ文章を読むだけなんて簡単!と思われる方もいるかも知れませんが、語彙にアクセントをつけつつ、出来るだけ流暢にクリアに読むのは以外と難しいです。練習しているのといないのでは、本番の試験でも大違いでしょう。

試験ではSpeaking&Writingのパートで8つのスキルを問う出題形式があります。次のReadingのパートが5つの出題形式で、最後のListeningが8つの出題形式に分かれています。比較的馴染み易い出題形式もあるでしょうし、練習が必要なものも有ります。自分が苦手な形式は特に先生にお願いして練習することも出来ます。

授業は8週間に渡り週に3回の授業が行われますので、プログラムは合計で24回です。私は3時間の授業の前半だけで体験を終了しましたが、授業時間は月曜日、火曜日が3時間、水曜日が2時間となっています。8週間のプログラムの間に、2回の模擬テストもあります。

なお、North Tecのコース詳細は以下もご覧ください。授業料には入学金と教材費も含まれていますし、PTE Academicの正式なテストを一回分の受験料(NZ$385)も入っていますのでお得なコースとなっています。

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PTE Academic Preparation Course

期間:8週間(週3回、夜間)
曜日:月、火、水
時間:月&火/午後6時~午後9時
    水/午後6時~午後8時
開講予定日:2020年8月17日、9月14日、10月12日

費用:NZ$2,000
特典:入学金と教材費無料、2度の模擬テスト、PTE Academicの公式テスト1回分の受験料金(NZ$385)は費用に含まれる
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お問い合せやお申し込みはこちらから。

PTE AcademicはIELTSより簡単?点数が出やすい?

インターネットなどでは、PTE AcademicはIELTSより点数が取りやすい!という噂がある様です。確かに、IELTSで高得点、例えば、Academic 7.0でAll Band7.0等を目指す場合、Wrtingでスコアが出せずに苦労している学生さんは多いようです。PTE Academicを受けてみるとWrtingも含めてIELTSは出題形式が異なる為、意外とよいスコアが出る事もあるかもしれませんね。しかし、タマラ先生も仰っていましたが、PTEがIELTSより簡単と言う事はありませんとのことです。

PTEはAIが採点しますので、人間と違い「その日の調子」というものに左右されることはなく、各自の英語力が反映した正確なスコアが出やすいということはあるでしょうか。又、キーボードでのタイプが得意な方もPTEで有利でしょうね。最終的には基礎的な英語力もあげて、出題形式に慣れておくことは重要になると思いました。

PTE Academicにつきましては以下よりテスト詳細や出題形式も確認が出来ます。
https://pearsonpte.com/

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