永住権

永住権

技能移民部門

ニュージーランドの永住権の申請にはさまざまな部門(カテゴリー)がありますが、一番ポピュラーな部門は技能移民部門(Skilled Migrant Category)でしょう。この技能移民部門は申請者が持つ専門的な知識や経験、資格、年齢などをポイントに換算し、ポイント上位の方を選出するシステムです。基本的なニュージーランド政府の考え方として、質の高い優秀な人材を優先的に受け入れるという考え方で、その審査基準は年々厳しくなっていますが、他の国に比べればまだまだ可能性がある国です。

2018年現在、160ポイントのパスマーク以上の方が一次審査に申請する権利ができます。EOI(Expression of Interest)という一次審査をパスした方は一定期間Poolに登録され、その後最終審査があり成功者には招待状(Invitation to Apply)が送られて来ます。

申請の為の条件

申請の条件として以下の項目をすべてクリアしなくてはいけません。

  • 1)仕事: 認められる技能職に既に就いているか、ジョブオファーがある。雇用契約書の提出が必要です。
  • 2)英語: 規定以上の英語力があること。英語検定試験等の証明が必要です。
  • 3)健康: 心身共に健康であること。健康診断の受診が必要です。
  • 4)履歴: 犯罪歴が無いことを証明すること。無犯罪証明書の提出が必要です。
  • 5)ポイント: 合計ポイントがパスマーク以上であること。2018年8月現在は160ポイント。

1)仕事

永住権の申請に最も高いポイント比率になる「現地で仕事がある」かどうかという点です。現在仕事を持っているか、もしくはジョブオファーを貰えるかどうかが大きな分かれ目になります。また、現在は仕事の種類(Job Title)によってそのレベルが決まっており、そのレベルと収入の組み合わせによってポイントが取得できるかどうかが変わってきます。

仕事のレベルはANZSCO(Australian and New Zealand Standard Classification of Occupations)というサイトからチェック出来ます。

技能レベル 年収(時給は40時間換算) ポイント
レベル1、2,3の仕事  年収$52000.00以上(時給$25.00) 50ポイント
レベル1,2,3以外の仕事  年収$78000.00以上(時給$37.50) 50ポイント
規定なし  年収$104000.00以上(時給$50.00) 20ポイント(ボーナス)

2)英語

永住権申請には英語力を証明する書類の提出が義務づけられています。英語力はポイントとしては換算されませんが、移民局が求めるレベルの英語力が必要不可欠です。英語力の証明は以下のような試験での結果が必要です。Level8以上のコースを英語で修了している場合は、英語力の証明は免除される可能性があります。

英語検定試験 スコア
IELTS 6.5
OET B
FCE 176
PTE – Academic 58
TOEFL IBT 79

3)健康

ビザ申請に健康診断書(INZ1007)またはレントゲン検査書(INZ1096)が必要な方は、ニュージーランド移民局が指定する日本の病院で検査を受けて下さい。

所在地 病院名 連絡先
1
北海道 カレスサッポロ 北光記念病院&北光記念クリニック
Hokko Memorial Hospital and Hokko Memorial Clinic

〒065-0027 札幌市東区北27条東8丁目1番15
Tel: 011-722-1122
Tel: 011-722-1133

2
東京 聖母病院
Seibo Hospital
〒161-0032 東京都新宿区中落合2-5-1
Tel: 03-3951-1111
3
東京 東京メディカルアンドサージカルクリニック
Tokyo Medical and Surgical Clinic
〒105-0011 東京都港区芝公園3-4-30 32森ビル
Tel: 03-3436-3028
4
大阪 大阪回生病院
Osaka Kaisei Hospital
〒531-0072 大阪府大阪市淀川区宮原1-6-10
Tel: 06-6393-6234, Fax: 06-6393-8592
5
兵庫 神戸海星病院
Kobe Kaisei Hospital
〒657-0068
兵庫県神戸市灘区篠原北町3-11-15
Tel: 078-871-5201
6
福岡 福岡結核予防センター
Fukuoka Tuberculosis Prevention Center Fukuoka Branch
〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2-4-7
Tel: 092-761-2544

4)履歴

無犯罪証明書は過去10年間の内で1年以上滞在している国の証明の提出が求められます。現地での日本の無犯罪証明書の取得には、日本大使館や領事館でのお申込が必要です。お申込には採集した指紋提出も必須であり大使館や領事館でお願いするか(無料)、現地の警察所や郵便局(有料)でも可能となっています。現地での申請では取得まで約2ヶ月かかります。

5)ポイント

以下のポイントテーブルから換算し、現在のパスマーク以上のポイントの場合に一次審査に申請する事ができます。

条件 ポイント
◆ 技能職としての雇用保証
  技能職としての仕事がある、またはジョブオファーを貰っている。 50
◆ 今までの職歴
  2年 10
  4年 20
  6年 30
  8年 40
  10年 50
 ◆ 学歴(技能職と関連する学歴のみ認められます)
  NZQA認可のレベル4〜6の資格を持っている 40
  NZQA認可のレベル7,8の資格を持っている 50
  NZQA認可のレベル9,10の資格を持っている 70
 ◆ 年齢
  20歳 – 39歳 30
  40歳 – 44歳 20
  45歳 – 49歳 10
  50歳 – 55歳 5
 ◆ 就労状況
  非常に技術者が不足している分野での雇用が決定している 10
  オークランド以外での雇用が決定している 30
 ◆ NZでの職歴
  1年以上 10
 ◆ 非常に技術者が不足している分野での職歴
  2年〜5年 10
  6年以上 15
 ◆ 学歴と資格(すべて技能職と関連するコースのみ)
  2年フルタイムのBachelorをNZで取得 10
  1年フルタイムのPost GraduateをNZで取得 10
  2年フルタイムのPost GraduateをNZで取得 15
  年収$104000.00(時給で$50.00)以上 20
 ◆ 配偶者等のボーナスポイント
  配偶者等が技能職として雇用されている 20
  配偶者等の学歴資格がNZQA認定のレベル7〜8の資格を持っている 10
  配偶者等の学歴資格がNZQA認定のレベル9〜10の資格を持っている 20

ご注意

この情報は一般的に公開されている現時点での情報に基づき作成されています。内容の正確性や信憑性につきましては弊社では一切の責任を持ちません。移民局の方策の変更に伴い内容が随時変更になる可能性がありますので、必ず最新の情報を移民局より取得して下さい。

また、ニュージーランドでは永住権に関する質問や代行業務は、イミグレーションアドバイザーの資格が必要となりますため、弊社ではご質問に対するお答えや代行業務は行っておりません。イミグレーションアドバイザーのご紹介についてはお問い合わせ下さい。

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