歴史 「知っておくと話のネタになるかも」 ▲TOP
今から一千年以上前までニュージーランドには人類はおろか四つ足の動物さえ住んでいず、この島に住んでいたのは鳥だけだったと言われている。天敵のいないこの島で、飛ぶ必要のなくなった鳥たちは羽が退化してしまった鳥もいる。その代表的な鳥が国鳥のキーウィで、今は絶滅してしまった世界最大の飛べない鳥モアも有名だ。
そして11世紀頃、赤道付近にあるハワイキという小さな島に住むマオリ族のクペが、彼の妻と丸木舟で航海途中に今のニュージーランドを発見した。彼らは、火山の噴煙が長く白い雲のように見えたところより、この島を長く白い雲のたなびく国「アオテアロア」と名付けた。
12世紀前後にはハワイキで人口が増加し、どこか近くの島に移住しようとなった時、かつてクペが発見したアオテアロアはどうだろうかということになった。そして7つのカヌーに分かれてアオテアロアに向けて出発した。彼らは、比較的故郷のハワイキに似ている北島の方に多く住みついた。

1642年、ヨーロッパ人として初めてオランダの航海家アベル・タスマンがこの島を発見し、かれは自分の故郷ジーランド州(海の国)にちなみ、新しいジーランド、ニュージーランド(新しい海の国)と名付けた。しかし彼の一行はマオリ族の激しい反撃に合い、上陸することはできなかった。

ヨーロッパ人として初めてニュージーランドに上陸したのは、イギリスの航海家キャプテン・クックだ。1769年の事で、彼はおよそ6カ月間かけてニュージーランドを測量し、地図を作成しイギリスに戻って行った。その後ヨーロッパからたくさんの移民がニュージーランドに訪れ、先住民のマオリ族と数多くの戦争を行った。今でも政府とマオリ族との間では土地に関する問題が数多く残っている。 1840年にはマオリ族の酋長達とイギリス政府の間でワイタンギ条約が結ばれ、正式にニュージーランドはイギリスの植民地となった。
 地形 「大自然豊かな国なのです」 ▲TOP
ニュージーランドは南半球に位置しており、大きく分けて北島と南島の2つの島からなる南北に長い島国である。国土は日本のおよそ4分の3ほどで、北海道を除いたくらいの大きさしかない。日本から約9000Km離れており、飛行機で約10時間前後。
緯度はだいたい日本と同じくらいでオークランドが東京、クライストチャーチが札幌程度だ。
北島
別名火の島と呼ばれ、島の中央部にはまだまだ活発な火山帯が走っている。地熱地帯ではいろいろなところで温泉が沸き、ロトルアでは有名な間欠泉も見ることができる。
南島
別名氷の島と呼ばれ、1年中雪山があり温帯地方では1番大きなタスマン氷河やフィヨルドなど大自然が創り出したいろいろな地形を楽しめる。
 気候 「北島と南島ではだいぶ違うけど、とても過ごしやすい」 ▲TOP
気候は1年中を通して温暖な気候で、1日の中に四季があると言われているくらい朝と昼の気温差がある。
夏は最高気温が24℃〜28℃位で雨はほとんど降らず、乾燥しているので非常に過ごしやすい気候だ。一方冬は雨が多いが、シャワーというもので長雨ではない。冬の最高気温はだいたい6℃〜10℃位なので日本の冬ほど寒くはない。南島では雪が降るが、北島ではほとんど降らない。
以下は3都市の最高/最低気温。 札幌、東京、福岡の最高/最低気温も掲載しておくので、ご参考に。
都 市 1 月 4 月 7 月 10 月
オークランド 最 高 22.9 19.8 13.9 17.7
最 低 15.6 13.1 7.8 11.0
クライストチャーチ 最 高 21.3 16.8 10.2 16.9
最 低 11.5 7.3 1.3 6.8
クイーンズタウン 最 高 21.0 15.1 8.0 15.8
最 低 8.6 4.7 -1.2 4.5
札幌 最 高 -0.9 11.1 25.0 15.8
最 低 -7.7 2.7 17.1 6.9
東京 最 高 9.8 18.4 29.0 21.6
最 低 2.1 10.5 22.5 15.0
福岡 最 高 9.8 19.2 30.7 23.0
最 低 3.2 10.7 24.0 14.7
 言語 「Kiwi Englishに最初は戸惑うかも」 ▲TOP
ニュージーランドの英語はKiwi Englishと呼ばれ、もともとはイギリスから来た英語なのでイギリス英語に非常に似ている。 また、英語だけに限らず生活文化や食文化などすべての分野においてイギリスの影響を受けている国だ。 また、先住民の言葉マオリ語はニュージーランドの公用語でもあるが、マオリ族の中でも約25%の人しかしゃべることができないので、ほとんどのマオリ族が英語を使っているというのが現状。またこのマオリ語はニュージーランドの地名によく使われている。
 人種 「親日家のKiwi、本当に多いです」 ▲TOP
人口およそ450万人、静岡県とほぼ同じ人口。約75%の人がヨーロッパ系の白人で、先住民のマオリ族は約15%だ。その他にポリネシアン系、中国系、インド系韓国の人達が生活している。 ニュージーランドの人々はどちらかというとアメリカ的と言うよりもイギリス的な感じがする。我々日本人と似て島国的なところがあり、一見恥ずかしがりやのようでも打ち解けると気さくな人が多い。また非常に親日家の人たちが多く、日本語を勉強している人も数多くいる。 もともとニュージーランドは移民の国で、先住民とイギリスからの移民達が協力し合って1つの国家を作り上げたといっても過言ではない。そのせいか現代では人種問題は他の国に比べると非常に少ないと言える。
チップ 「あまり気にする必要は無いと思うけど」 ▲TOP
原則としてチップ制度はないので日本人にとっては非常に旅行のしやすい国だ。ホテルやレストランでも払う必要はないが、特別に親切にされた時とか、お世話になった場合はチップを払ってもかまわない。その場合は1ドルか2ドル程度が目安。
 郵便 「日本にたくさんのAir-Mailを送るよね?」 ▲TOP
ニュージーランド国内は通常の封書は80セントで、速達が1.40ドル。日本までの航空郵便料金は普通サイズの封書が2.50ドル、ポストカードが2.00ドル。だいたい5日から1週間くらいで着く。日本に大きな荷物を送る人も郵便局(Post Office)から送ることができる。
NZ Postのサイトにはいろいろな情報が掲載されているので非常に便利。
 BYO 「スーパーマーケットには10ドル前後のワインがたくさんあります」 ▲TOP
BYO (Bring Your Own)レストランは、自分たちの飲むお酒を持ち込んで良いところ。(持ち込み料が必要な場合もある)ライセンスのあるレストランにはお酒は持ち込めないので注意。
 国際電話 「格安の国際電話プリペイドカードもあります」 ▲TOP
カード電話から簡単に日本に電話をすることができる。ニュージーランドの国際電話識別番号(00)の後、日本の国番号(81)に、相手先電話番号の市外局番の0を取った番号をダイヤルする。東京(03)-1234-5678にかける場合は、「0081-3-1234-5678」で直接相手先につながる。
ホテルからかける場合は、各ホテルの外線ダイヤル(通常は1か9)の後、0081・・をダイヤルする。ホテルからかけるとホテルの手数料がかかるので注意。 ジャパンダイレクトは日本のKDDIに直接申し込む場合。番号は「000981」で、日本のオペレーターがでる。 コレクトコールは上記のジャパンダイレクトを利用するか、ニュージーランドのSpark(大手通信会社)に申し込む。
ほとんどの学生は市販のプリペイド式の格安電話カードを使用して国際電話をしている。いろいろなカードがあり、質や料金が違うので注意。ホームステイ先からはその格安国際通話カードを使用するか、家庭の人に断ってからコレクトコールで日本に電話しよう。
 時差 「ニュージーランドの夏は9時くらいまで明るい」 ▲TOP
日本との時差は、+3時間。ニュージーランドの方が3時間進んでいる。但し、10月第1日曜日の深夜2時から翌年の4月最初の日曜日の間はサマータイムが実施され、時差が日本時間+4時間になる。サマータイム期間中は、夜9時近くになってやっと日が暮れるので、アフターファイブを満喫できる。時間の変更日を知らなかったためにバスに乗り遅れた、なんて話しもよく耳にするので、旅行をしている人は要注意。サマータイム実施/終了日は、毎年変動するので、地元の人に聞くのが一番だ。
 治安 「治安の良い国ですが、軽犯罪は多いです。注意しましょう」 ▲TOP
ニュージーランドは他の外国に比べると非常に治安の良い国ではある。しかし日本ほど治安が良いというわけではないので、最低限の注意が必要。夜、人気のない所に行ったり、公園などに行ったりはしないように。もちろん自分の持ち物は自分で管理するのが外国では常識。何があるか分からないので、日本からの保険には必ず加入しよう。特にオークランドは100万都市なので、犯罪率も毎年上がっている。
 電気 「電化製品を持ってくるときは注意しましょう」 ▲TOP
電圧は230ボルト50ヘルツを使用、コンセントが3つ又なので日本の電気製品はそのままでは使えない。変圧器と3極プラグが必要だ。変圧器には電子式とトランス式があるので、使用用途に応じて選択する必要があります。大きなホテルには電気かみそり専用の100ボルト用のコンセントが備え付けられているが、他の電気製品は使用できない。 コンセントと電気製品本体にスイッチがあるので両方オンにしないと使えない。
最近のコンピューターやデジカメはほとんどが240ボルト対応になっているので、変圧器は必要なく、コンセントの変換だけでOK。この変換プラグは現地でも購入可能。
 営業時間 「ショッピングセンターは年中無休。でも閉店時間は早い」 ▲TOP
日本のお店の営業時間とはずいぶん違うので注意しよう。通常は月曜から木曜までが9:00〜5:00で、金曜が夜の9:00まで(レイトナイト・ショッピングデー/都市によって変わる)土曜はお昼までで、日曜日はお休み。しかし、最近は土曜日や日曜日でも開いているお店が増えてきた。スーパーマーケットは土曜日、日曜日に一番にぎわう。オークランドのスーパーマーケットでは毎日夜10時くらいまであいており、中には24時間営業のスーパーもある。最近はスーパーの中の銀行などもあり、土曜もオープンしている。
 飲料水 「一般家庭の水は全く問題ありません」 ▲TOP
水に関してはほとんど問題はないので、日本と同じ感覚で取り扱ってよい。ホテルや家庭の水道からの水もそのまま飲んでもかまわない。しかし、ファームに滞在する人は雨水を使っている場合がほとんどなので、できれば沸騰してから飲んだほうが安全。(ファームの家庭の水も基本的には濾過されて、浄水されています)
 通貨 「銀行カード(NZ)があると便利」 ▲TOP
ニュージーランドドルを使用。1NZドル=100セント。コインは10セント、20セント、50セントが銀貨で、NZ$1とNZ$2が金貨。紙幣は5、10、20、50、100ドルがある。
2006年の9月に新しい硬貨になり、世界一大きかった50セント硬貨も普通の大きさになった。ちなみにこの時に5セント硬貨は廃止された。
長期滞在の場合は銀行口座を開くと、日本と同じような銀行のキャッシュカードが作れるので便利だ。殆ど全てのATMが24時間対応なのも嬉しい。(周囲の目に注意要!)この銀行カードには、”EFTPOS(エフトポス)”という、日本でいう”デビットカード”機能が付いており、殆どのお店でキャッシュレスで買い物が出来るので非常に便利。ATMの時間やEFTPOS機能などは日本よりもかなり発達している。銀行口座は基本的に6カ月以上滞在の人しか銀行口座が開けない。
 両替 「ニュージーランドで両替した方がお得」 ▲TOP
一般的に日本円からニュージーランドドルに両替するにはニュージーランドで両替したほうが両替率が良い。銀行によってその日のレートが違うので、大金を両替する人はよ〜く見比べてから両替をした方が良いが、少額だったらどこの銀行でもほとんど変わりないだろう。トラベラーズチェックからの両替は手数料が取られる。もちろんホテルや両替商のほうがレートが高いので非常時のみにしよう。
到着空港には必ず銀行があり、市内の銀行と同じレートなので、土曜日や日曜日に到着する方は空港で少し両替しましょう。
 物品税(GST) 「15%、買い物をするときには注意しよう」 ▲TOP
ニュージーランド国内におけるサービス、商品にはすべてGSTと呼ばれる物品税が15%含まれている。ほとんど内税になっているので気付かない場合が多いが、レストランやコンピューターショップなどで外税になっている場合が希にあるので要注意。
 祭日 「日本に比べて祭日が少ない」 ▲TOP
01月01日 ニューイヤーズデー
01月02日 ニューイヤーズデー
02月06日 ワイタンギデー
03月下旬か4月上旬 グッドフライデー&イースターマンデー
04月25日 アンザックデー
06月初旬 クイーンズバースデー
10月第4月曜日 レイバーデー
12月25日 クリスマスデー
12月26日 ボクシングデー
 交通機関 「週末のバスは便が少ないので注意」 ▲TOP
バスが基本的な公共交通機関だが、日本に比べ便数が少ないのと、乗り場が分かりづらいのでホームステイの人に教えてもらうと良い。特に土曜日と日曜日は極端に便数が減るので注意。タクシーは初乗りが2ドル位からで、距離によって加算される。流しのタクシーは無いので、電話で呼ぶか、町中のタクシースタンドから乗る。ドアは自動ではないので自分で開けること。こちらの人はなぜか助手席に乗るが、安全上あまりお薦めしない。電車は長距離を除けばほとんど利用しないだろう。オークランドのタクシードライバーの中には、あまり道に詳しくないドライバーもいるので、滞在先の住所だけでなく、目印になる建物を言えるようにしておくべき。
 レンタカー 「NZでは自動車があると便利」 ▲TOP
日本と同じく左側通行なので、日本の人も気軽に運転できる。右折車優先のように、若干ルールが違うところもあるので要注意。市街地は50キロ、郊外と高速道路(無料)は100キロ制限。国際免許証を持参すれば簡単にレンタカーを借りることができる。LIMITED(1キロいくらで支払う方法)とUNLIMITED(1日いくらで支払う方法)があるので、使用目的に合わせて選択できる。ホリデー中は込み合うので早めの予約が必要。ガソリン(ペトロール)は1リッターNZ$2.10位。自動車保険には必ず加入しよう。(海外旅行保険では通常カバーされない。)
 日本食品 「日本食が恋しくなるよね」 ▲TOP
大きな都市であれば日本食料品店やアジア食品店があるが、やはり日本よりかなり割高だ。できるだけ日本から持参した方がよい。ホームステイをする人はカレーを作ると大変喜ばれるので、カレールーも忘れないように。 自炊をする人は包丁も持参したほうが良い。(こちらのものは切れ味が素晴らしく悪い)お米はオーストラリア米が買えるので心配ないが、鍋で炊けるように練習しておいたほうが良い。